あなたには、ありのままを見て欲しいから…
いらっしゃいませ。
ようこそいらっしゃいました。
今これを見て頂いているあなたを、心から歓迎いたします。
そして、心から感謝申し上げます。
誠にありがとうございます。
ところで、いま何が見えてますか?
もちろん、このブログが見えていると思いますが、周りには何が見えますか?
周りに見える物や景色に目を向けてみてください。
もしかして、通勤中に見て頂いてるとしたら、あまりキョロキョロしないようにしてくださいね。
不審に思われても困りますので。笑
さて、何が見えたでしょうか。
そして、それはありのままを見てると言えますか?
例えば、
・今にも雨が降り出しそうな空
・年齢に似合わず、ど派手な服装
・不機嫌そうな顔でイライラしてる人
というのは、ありのままを見てるとは言えません。
解釈が入ってますから。
上記を、ありのままに表現するなら
・全体的に雲で覆われ、辺りは真っ暗
・赤青黄の原色だけで構成された服装
・額にシワを寄せ、膝を揺らしてる人
のようになります。
つまり「雨が降り出しそう」というのは、状況から推測した未来予想ですし「年齢に似合わず、ど派手な…」というのは、美的センスによる分析ですし「不機嫌そうな顔」や「イライラ」というのは、感想に過ぎません。
こういった予想、分析、感想などの解釈を、私達は無意識に瞬時に行っています。
だから、自分が解釈をしていることに気づかない場合が多いわけです。
その結果として、目の前の出来事が感情を揺り動かしたと勘違いする…
と言う話は、先日も書きましたね。
(『私達を苦しめる正体』を参照)
なので、今回はその辺りは省略して『ありのままを見る訓練方法』を紹介したいと思ってました。
それが、この周りに見える物や景色を忠実に描写するという方法です。
あなたの表現力を鍛えるのでなく、あなたの悩みや苦しみを減らす方法だということを意識してやって下さい。
なぜそう言えるのかは、先日の記事を読んだあなたなら、分かってくれるはずですよね。
さて、この訓練は簡単な様に見えるかもしれませんが、実は難しいです。
最初は、自分が解釈をしていたことに気づくのが精一杯かもしれません。
でも、それでもいいんです。
解釈をしているということに気づくと、その解釈を止めてみたり別の解釈を選択するキッカケになりますから。
そして、出来る範囲で結構ですから『ありのままを見る訓練方法』を続けてみてください。
最後に、この『ありのままを見る』を、上手くやれるコツを教えます。
それは…
それを初めてみた子供の様に見る。
ということです。
子どもの頃は、何を見るにも初めてで「あれは何?」「これは何?」って聞いていたはずです。
それが、大きくなるにつれて知識も増えて、一つ一つ聴かなくても分かるようになって来ました。
それが真実かどうかは置いといて。
知識や経験は、我々を便利にしますが、その一方で、我々を苦しめる原因にもなるわけです。
だから、時には、これまでの経験や知識の一切をわきにおいて、子供の様に純粋な目で、このありのままを見る方法をやってみてください。
きっとこれまでとは違う見かたが、できるようになりますよ。
うつ病に伴う悩みや心配について、わたし自身のウツ病経験を踏まえて、解決に向けた支援をしています。
まずは気軽に、ご連絡ください。
イベントもやってます。こちらにも気軽にお越しください。