頑張らず、一所懸命に生きる
「頑張って歩いては駄目ですよ〜。一所懸命に歩くんですよ〜。」
2年前に、四国のお遍路で先達さん(歩き遍路のガイドをしてくれる人)から言われた言葉です。
最初は、言ってる意味がわからず、「どういうことですか?」と聞くと、先達さんが教えてくれました。
「『頑張る』というのは、元々は、『我(が)を張る』という意味だから良くないんですよ〜。『一所懸命』というのは、昔の武士が土地を命懸けで守ったところからきてるんですよ〜。だから、我は張らなくていいですから命懸けで歩いてくださいね〜」
それを聞いても、その時点では理解できませんでした。汗
でも、今ならわかる気がします。
例えば、『歩く』というところを、『生きる』という言葉に置き換えると『我を張って生きる』という言葉と、『命懸けで生きる』と言う言葉になります。
こうやってみると、なんとなく違いがわかる気がするんです。
『我を張って生きる』と言われると「自分の考えを押し通して、生きる」って感じがして嫌な感じがしますけど『命懸けで生きる』って言われると、「とにかく、なりふり構わず生きる」って感じがして必死な感じがします。
【生きる】って、こういうことかもしれませんね。
私達は信念や価値観にこだわり過ぎているのかもしれません。
それを手放して、必死に生きるのが本来の生き方なのかもしれませんね。
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