100円ショップの材料だけで、数珠を自作してみた。
毎日、私のブログを見て頂いてる方ならご存知だと思いますが、週に1回のペースで多摩八十八箇所の歩き遍路をしています。
そして、毎回お遍路に行く時には、四国遍路の際に使用したお遍路セットを持っていっているのですが、その中の輪袈裟が、最近どうも臭いのです。
自慢ではありませんが、私は相当の汗かきです。そんな私が首に掛ける布ですから、相当に汗を吸っているはずです。そして、四国遍路に行ったのは2年前。その間もそれ以降も洗ってはいません。本当かウソか知りませんが「洗ってはいけない」と聞いたので。そこに週一回のペースで汗を補給しているので、まぁ、臭くなって当たり前なんですけどね。
それで昨日、用事があり高幡不動に行ったので、ついでに輪袈裟を買おうと探しましたが見つからず、店の人に聞くと「寺で企画している巡礼旅行に参加した人には輪袈裟を配っている。しかし、直接は売ってない」との事。
(売ってくれったっていいじゃん!)
仕方なくネットで探してみますが、値段もピンキリでどれを買えばいいか迷ってしまいます。そんなに高いのは買えませんが安すぎてボロイのも嫌。
ふと「じゃぁ、作っちゃえば?」という心の声が聞こえた(気がした)のですが、作ったことがなく、ハードルも高い(難し)ような気がします。
「じゃぁ、数珠だったら作れる?」という心の声が聞こえた(気がした)ので(数珠も作ったことがないけど)「数珠なら作れるかも!」と思って、作ってみることにしました。
というのが、今回の話の背景です。
前置きはこのくらいにして、早速、数珠つくりの中身を紹介します。
とりあえず、材料代を安くすることと、足りなくなったらいつでも買えるということから、材料は全て100円ショップで買うことにしました。
そして、買った材料がこちら。
なんとなく、木のビーズがいい感じだったので、ウッドビーズの全サイズを一つずつ購入。中を通す糸は何色にしようか迷ったので、複数色ある糸をを購入。そして、数珠につける飾りも購入。
まずは、飾りを袋から出してみる。
なかなかいい感じだけど、上にゴム輪っかがついている。数珠にゴムの紐でビヨンビヨンするものをつけるのは嫌だと思い、ゴムの紐を取って、茶色の糸を通した。2個だけ。
なんとなくそれっぽくなってきた。これだけで、なんとなくうれしい。
次に、いよいよ本体の部分に入る。検索してみると、数珠は、メインの玉と、それより大きな親玉1つとメインより小さな二天玉が2つと『ボサ』というものからできているらしいので、右から、親玉、主玉、二天玉として、残りのビーズを組み合わせて『ボサ』っぽくすることにした。
ちなみに、茶色で統一したいので、混ざっていた白いビーズは除外した。
さっそく、主玉に糸を通してみる。中を通す糸は赤色がいいらしいので、赤色の糸を主玉に通していく。
手に巻いてみると…巻けなくもないが、かなりキツイ。太ったお腹に無理やり巻いたベルトのような感じ。
主玉が足りないので、主玉のサイズだけ追加購入。
追加購入した分から、茶色の玉だけを拾って糸を通していくが、茶色の中にも、黒っぽいものとそうでないものが混ざっているようだ。これが混ざるのも気持ちが悪い。いったんは通した玉を全て抜いて、こんどは色が揃う様に糸を通す。(変なところに拘る)
黒っぽいのを10個通して、二天玉を1個通し、茶色の玉を20個通したらまた、二天玉を1個通し、黒っぽいのを10個通すとこんな感じになる。(少し大きすぎたかもしれない)
ここに親玉を通せば完成だ
と思っていたら、このままでは飾りの部分がつけられないと気が付いた。
本当の親玉は、糸を通す横穴以外に縦にも穴が開いているらしく、その縦に開いた穴に『ボサ』というものと、飾りの部分をつけた糸を通すらしい。
慌てて、親玉に穴を開けようとするが、いい感じに穴が開きかけると玉にヒビが入り割れてしまう。何個か試して穴を開けるのは諦め、先に、親玉に『ボサ』(っぽいもの)と飾りをつけることにした。
親玉の横穴に茶色の糸を通し、その糸を左右とも『ボサ』(っぽいもの)に通す。それを、飾りに括り付けると上の写真のようになる。
改めて、そこに本体の赤い糸を親玉に通す。
最後に、赤い糸をキュッと絞めれば完成だ。
自分で言うのもなんですが、うまく出来たと思います。100円ショップで、計8品買ったわけですが、使ったのは一部だけなので、実質的な材料費は、300円かかってないはずです。
自分が納得できるものを作るのは、楽しいものですね。
本当に欲しいのは、輪袈裟だけど。
ウツ病を経験した方だからこその悩みや心配事を、わたし自身のウツ病経験を踏まえ、解決のご支援をしてます。
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