うつ病と共に歩み、生きる。そして、こだわりをとかす。

「うつ病になりそうだ」と言う人への対処法

2017.02.28


【うつ病で悩む人が1人もいない!】そんな世界を目指しています。
うつ病経験者専門コーチの中野です。

 

 今回は【「うつ病になりそうだ」と言う人への対処法】についてです。

 

 もしかしたら、あなたの周りにも、何人か「うつ病になりそうだ」と言う人がいるかもしれません。

 

 但し、ここで話そうとしてるのは、本人が「うつ病になりそうだ」と言う場合についての話です。

 

 例えば、周囲の人が心配をしていて「あの人は、うつ病になりそうだ」と言う場合もあると思いますが、それは今回の話ではとりあげません。

 

 それについては、また別の機会に、取り上げたいと思いますので、ご了承ください。


◎2種類にわけられる


 ところで、「うつ病になりそうだ」と言う人は、2種類にわけられます。

 

 その2種類とは、うつ病を経験したことがある人と、ない人です。

 

 つまり、うつ病の経験者が、過去の症状と照らし合わせて、再発の可能性を予感している場合と、未経験者が、何かから得た情報と照らし合わせて、不安になっている場合にわかれます。

 

 これ以降は、経験者と未経験者の、2つにわけて話をします。


◎経験者の対処


 まず、経験者が再発の可能性を予感している場合から話していきます。

 

 この場合、相手は経験者ですので、それなりに信憑性は高いと言えます。

 

 そして、経験者ですから、どう対処すればいいかは、自分で分かっているはずです。

 

 ですから、病気への対処法について悩む必要はありません。助言する必要もありません。

 

 もし、あなたが未経験者だとすると【釈迦に説法】です。 笑

 

 ただし、経験者が予感を告げてきたということは、あなたに何か求めてる可能性があります。

 

 しかし、推測していてもキリがないので、相手に聞いてしまいましょう。

 

私に、何かできることある?」と。


◎未経験者の対処


 次は、未経験者が不安になっている場合について話します。

 

 この場合、相手は未経験者ですので信憑性は低いと言えます。

 

 例えば、風邪をひいた経験がない人が「風邪ひいたかも」と言ってるようなものです。

 

 「え?なんでそう思うの?」って、不思議に思いますよね。

 

 何の根拠もないわけです。

 

 特に「きっと、自分はうつ病だ」と言う人など、放っておいてください。

 

 ですから、病気への対処法について悩む必要はありません。そもそも病気かどうかもわからないわけですから。

 

 ただし、わざわざ言ってきたということは、あなたに何か求めてる可能性があります。

 

 しかし、推測していてもキリがないので、相手に聞いてしまいましょう。

 

私に、何かできることある?」と。


◎かえって安心できる


 ちなみに「うつ病になりそうだ」と言ってくる人の方が安心なんです。

 

 自分のことを、自分で守ろうとする意識があるので。


そして、手を差しのべる機会もあるので。

 

 危険なのは、絶対に言わない人。

 

特に、

・絶対に、自分はうつ病にならない

・うつ病になるのは、弱い人間だ

・うつ病になったら、恥ずかしい

などと思っている人達は危険です。

 

 自分のことを守ろうとしませんし、手を差しのべる機会もないんです。

 

 残念ながら、本人が何とかしようとしない限り、どうしようもないです。

 

 本人が気づいてくれるまで待つしかないんです。


◎言ってくれてありがとう


 だから「うつ病になりそうだ」と、言ってくれるのはありがたいんです。

 

 だから、あなたに言ってくれたら、「言ってくれてありがとう」と思って「私に、何かできることある?」と、聞いてあげてくださいね。

 

それ以外は、悩む必要はありません。

 

大丈夫です。

 

自分で自分を守れる人ですから。

自身の経験を生かして、うつ病を経験した方に対するサポート(悩み相談、トラウマケア、願望実現等)を行っています。

 

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