いま、まさに、そこにある危機について
前回の投稿から、2週間近くが過ぎました。
その間、いろんなことがありました。
オリンピックもありました。
地震もありました。
そして、その地震を受けて、気象庁から「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」も出されました。
そして、その「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を受けて、テレビでもネットでも、危機を煽る様な配信がされました。
そして、それを受けて、食糧や飲料、その他防災グッズを買い急ぐ人が増えました。
そして、それを受けて「食糧や飲料、防災グッズが買い占められている」と、危機を煽る様な配信がされました。
まぁ、確かに地震は怖いですけど…
来るときは来るし、来ない時は来ない。
(すみません。当たり前のことを言いましたね。汗)
そんなことよりも…
いつ来るかわからない危機に慌てるよりも…
いま、まさに起きている危機について、考えたいと思います。
こんなことを言うと、危機を煽る系の配信と一緒に思われてしまいそうで嫌なんですけど…
ここで私がお伝えしたいのは、危機を煽るというよりは「危機に巻き込まれない様に、落ち着いていきましょう」という話なので、安心してください。(笑)
また、現在すでに危機に巻き込まれている方がいらっしゃったら、「ちょっと、落ち着いて考えましょう」という話なので、安心してください。(笑)
また、現在すでに起きている危機に気づいてないという方がいらっしゃったら…
多分、そのままで大丈夫だと思いますけど…(笑)
「へぇ~、そんなこともあるんだぁ~」くらいに受けとめて頂ければ幸いです。(笑)
「危機」と言えば、戦争に巻き込まれる危機もありますよね。
まぁ、ここでは、そんな国と国との争いにまで話を広げるつもりはありませんが…
広島に原爆が投下された8月6日に平和記念式典が開催されました。
長崎に原爆が投下された8月9日に平和記念式典が開催されました。
そして毎年その頃に、戦争と平和についての特集番組が放送されます。
そして毎年、戦争の被害にあった方へのインタビューを通して、戦争の悲惨さ、理不尽さについて考えさせられ「戦争など二度としてはならない」という考えに導かされます。
未だに戦争が続いている国や、これから戦争をしかけようとしている国があることを分かっていながらも…
一度、争いが始まると、それを収めるのは中々難しいことを頭ではわかっていながらも…
だからこそ、争いになる前に、それを収めることが重要であることを、頭ではわかっていながらも…
我々は、争ってしまう。争いを始めてしまう。
例えば、家族内の争いだったり。
例えば、友人・知人同士の争いだったり。
例えば、全く見知らぬ人同士の争いまで…
人間ですから、何かに対して怒ったり、誰かを恨んだりすることもあるでしょう。
許せないと思うこともあるでしょう。
それは当然の感情だと思います。
例えば、あなたに対して危害を加える様なことがあったり、あなたの生命を脅かす様なことをしたのであれば、怒ったり、恨んだりするのは当然の感情です。
それは、あなた自身を守ろうとしている防御反応ですから。あってしかるべき感情です。
その一方で、昨今の他者に対する暴言や誹謗中傷は、どうなんでしょう。
例えば、オリンピック出場選手達に対する誹謗中傷があったり…
例えば、芸能人に対する誹謗中傷があったり…
・・・・・
私は、不思議でなりません。
一体、誰に何をされたのでしょうか?
例えば、オリンピック出場選手達が、誰かに危害を加えたり、誰かの生命を脅かす様なことをしたのでしょうか?
例えば、芸能人達が、誰かに危害を加えたり、誰かの生命を脅かす様なことをしたのでしょうか?
・・・・・
誰かに危害を加えたり、誰かの生命を脅かす様なことをしたのであれば、その様なことをされた誰かは、怒ったり、恨んだりするのは当然です。
でも、その当事者でもなければ、関係者でもない第三者が、怒ったり、恨んだりするのは…
一体、何に対する防御反応なのでしょう。
それをすることで、一体、何を手に入れたいと思っているのでしょう。
『怒り』や『恨み』の感情は、想像以上に、自分自身の身体や精神にダメージを与えることになるんですが…
それを上回るくらいに、手に入れたいと思うものって、一体何でしょう。
今一度、落ち着いて考えてみて欲しいんです。
何を書いても、何を言っても、それは表現の自由ですが…
それは、あなた自身に危害を加えたり、あなた自身の生命を脅かす様なことを…
あなた自身がしていることにはならないだろうか?と。
戦争になると、我々の力だけで止めるのは難しいと思います。
そもそも、我々が、直接的に力を及ぼせる範囲でもありません。
(戦争を始めそう政治家に投票をしないくらいしかできないかもです。汗)
でも、我々が直接関わっている範囲であれば、戦争に比べてば、まだ止められる可能もあるでしょう。
争いになる前に、防げる可能性もあるでしょう。
そりゃあ、お互いに我慢することとか、妥協することもあるでしょう。
時には、相手を許すことも必要になるでしょう。
それは、時には難しいこともあるでしょうし、何か仕返しをしたくなる時もあるかもしれません。
でも、そんな時こそ、思い出して欲しいと思います。
『怒り』や『恨み』の感情は、想像以上に、自分自身の身体や精神にダメージを与えることになるということを。
こんなことを書くと「お前は何様だ!」とか「偉そうに!」って思う方もいるかもしれませんね。
でも、思うのは自由ですから、自由に思って頂いていいと思います。
中には、 悪口や人格攻撃、誹謗中傷をする人もいるかもしれませんね。
まぁ、幸か不幸か、私は有名人ではないので、そんなことをしたところで、得るものは何もないと思いますけど。(笑)
それでも、悪口や人格攻撃、誹謗中傷をしてくる人がいたとしたら…
それこそ、今一度考えてもらいたい。
あなた自身に危害を加えたり、あなた自身の生命を脅かす様なことを、あなた自身がしていることにはなりませんか?と。
いま、まさに、そこにある危機についての話でした。
おしまい。