うつ病と共に歩み、生きる。そして、こだわりをとかす。

『粉骨砕身』ではないけれど…

2021.04.06


 中野です。

 

 母が亡くなって、2カ月以上が経ちました。

 

 その間、母の遺骨は骨壺と共に家のリビングに置きっぱなしにしておりまして…

 

 食事の時も、テレビを見る時も、目に入ってくるわけで…

 

 その度に「あぁ…死んだんだよなぁ~」という思や「いつか自分も死ぬんだよなぁ」という思いや…

 

 「この先、どうしようかなぁ~」という悩みが沸いていました。

 


 

 「この先、どうしようかなぁ~」というのは、お墓の話です。

 

 元々、私は無宗教で、神様や仏様をあまり信じていないので、お墓に入りたいという欲も希望もありません。

 

 同じく、亡くなった母もそうでしたので、母にもお墓に入りたいという欲も希望もありませんでした。

 

 だから、母のお墓を作るつもりもなければ、どこかの墓にいれるつもりもありませんでした。

 

 とは言え…

 

 いつまでも、骨壺を置いておく訳にはいかないわけで…

 

 ちなみに、母は生前「私が死んだら、海に撒くなり、土に埋めるなり好きにしてくれ」と言ってましたが…

 

 骨のまま遺棄するわけにはいかないんですよね。

 

 ご存じかどうかわかりませんが、骨の形のまま遺棄すると違法になるんですよね。

 

 って、知ったようなことを言ってますけど、私は葬儀屋さんに教えてもらうまで知りませんでした。汗

 

 確かに、どこかで人骨が見つかると、殺人事件か何かと間違えられてしまいますから、そのまま遺棄するわけにはいきませんよね。

 

 というわけで、悩んでいたわけです。

 

 入れるお墓もなければ、捨てるわけにもいかない遺骨を、この先、どうしていけばいいだろうかと。

 


 

 しかし、本当に便利な時代になりましたよね。

 

 何か悩んだことがあったら、ほとんどの答えをWEB上で見つけらます。

 

 さすがに、ドンピシャの答えがなくても、そのヒントが見つかったりします。

 

 そうして、いろいろ探している内にアイディアが沸いてきて…

 

 そうか!そうすればいいんだ!って。

 

 まぁ、自分で答えを探す気力が残っているうちは…という前提ですけど。

 

 答えを探す気力も残っていなかったら…

 

 誰かを頼るしかないですよね。

 

 答えを教えてくれる人ではなくて、一緒に答えを探してくれる人に。

 


 

 私はまだまだ自分で答えを探す気力が残っている、というか有り余っているくらいだったので

 

 いろいろWEB上で探しているうちに、遺骨を粉にしてくれる会社の存在を知りました。

 

 ご存じでしたか?遺骨を粉にするだけで、4分の1~6分の1くらいの量になるって。

 

 それくらいの量であれば、家に置くことも可能ですし、引越しの時にも気軽に持って行けます。

 

 という訳で、早速、粉骨を頼むことに…

 

 と言っても、またその粉骨してくれる会社もいっぱいある様で…

 

 まぁ、あまり悩んでも仕方がないので、何となく信用できそうな会社を選びました。

 

 そして…

 

 本日、粉になった母の遺骨がかえってきました。

 

 重さはそこそこありますけど、前にあった骨壺に比べたら全然気にならないレベル。

 

 机の引き出しにも入るくらいです。笑

 


 

 という訳で、目前の問題は消えました。

 

 それに伴い、いろんな思いや悩みからも解放され…

 

 まぁ、問題を先送りしただけと言えないこともないですが…

 

 先送りできる問題だったら、先送りすればいいじゃないですか。

 

 ね?(笑)

 

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