思い込みとの戦い
チャンスの神様って話を聞いたことがありますか?
もじ通り、チャンス(好機)を与えてくれる神様なんですが、その神様を私達が捕まえない限りチャンスをくれないそうなんです。
但、チャンスの神様には、前髪しかなくて、後ろには髪の毛がないので、「これって本当にチャンスなのかな」って考えてたりすると、気づいた時には目の前を通り過ぎていて、掴もうと思っても髪の毛がないという話です。
だから「チャンスかも」と思ったらすぐに手を伸ばさないと駄目なんだ。
という話です。
なぜこんな話をするかというと…
いま、チャンスの神様が来てる気がするからで…
それは先日、ラジオの収録に行ったことがキッカケでした。
ラジオのパーソナリティである友人とは駅での待ち合わせでした。
そこから収録のスタジオまで歩いて向かいましたが、到着したのは住宅街にある一軒家でした。
「えっ?一軒家なん?」と驚く私に友人が教えてくれました。
友人のボイストレーナーをしている先生が自宅にスタジオを持っていて、そのスタジオを貸してくれていると。
なんとなく、嫌な感じがしたんです。
住宅街に一軒家を持っている金持ちの先生が、道楽でスタジオを貸してるような感じがして。
金持ちであることを、ひけらかしてくる様な人だったら嫌だなぁ〜って。
どうやら、お金持ちに対する偏見があるようです。
私も、駄目ですね。
うつ病になった時、いろんな人からの偏見で、嫌な気分を味わったのに。
勝手な思い込みで、私を見るな!
あなたの思い込みを押し付けるな!
何も確かめずに勝手に思い込むな!
って、思い込んでる人に怒りを感じていたのに。
その私が、思い込んでいるなんて。
まったく…大馬鹿野郎ですね。
インターフォン越しに、優しそうな人の声が聞こえてきました。
そして、しばらくしてドアが開く音がして…
声と同じ、優しそうな人が出迎えてくれました。
そして、友人が教えてくれました。
・ラジオの冒頭の曲は、先生と一緒に作って、自分が歌っている曲
・先生がサポートしてくれると簡単に曲が出来てしまう
・ラジオも、自分はマイクの前で話すだけで、後は、編集なども全て先生がやってくれる
曲作りもラジオも「難しそうだから私には絶対無理」って思っていたけど「簡単なんだよ」ということを先生が教えてくれたから出来たそうです。
「あなたが難しいと思い込んでいることは、全然難しくないんだよ」
そうやって、先生のところにくる人の思い込みをとかし、可能性を広げるお仕事をしている先生だったんです。
収録も無事に終わり、少しだけ音声を聞かせてもらいました。
「えっ?僕ってこんな声なの?」
なんか、カスレたような声でした。
喉の隙間から声が漏れてるような。
自分の声って、わからないものですね。
「僕も、ボイスレッスンを受けた方がいいかなぁ」
そんなことを思っていたら、友人が「つよちも、ラジオをやってみたら?曲づくりもいいよ。本当に伝えたいと思っているメッセージを曲にすることで、本やブログを読めない人にも伝えことができるよ。」と教えてくれました。
えっ?僕が曲を?
えっ?僕がラジオを?
そう戸惑う一方で、夢が広がる感じもします。
もしも、自分で曲を作って、自分で歌うなんてことができたら。
そして、曲を通して、うつ病で悩む人にメッセージが届けられたら。
これほど幸せなことはありません。
そんな夢のようなことが出来るかもしれません。
ちょっといろいろやりすぎている気もしますが…
これは、チャンスかもしれません。
チャンスの神様が、通り過ぎようとしているのかもしれません。
もしそうなら、手を伸ばして捕まえないとですね。
チャンスの神様には、後ろ髪がないんですから。
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