ちょっとホッとする会話
自由って、本当にいいものですね。
私にも、あんなに自由な時があったんだろうか。
そんなことを思ったのは、隣の席から、こんな会話が聞こえてきたから。
子:ねぇ。グミ食べたい
母:〇〇駅に着いたらね。
子:ねぇ、や〜だぁ〜!
母:じゃぁ…しりとりしようか?
子:え?…しりとり?…いいよ。
母:じゃぁ、何から始める?
子:じゃあねぇ…しりとりの「り」。
母:じゃあ、「リンゴ」。
子:「ゴ」?…う〜ん…わかんない。
母:…じゃあヒントね。ウホウホ。
子:あっ!ゴリラだ!
母:そう。じゃあ、「ラッパ」
子:「パ」?…え〜っと…「パンダ」
母:じゃあ、「ダイダラボッチ」
子:「チ」?…え〜っと…ねぇママ〜
母:な〜に?
子:「ダイダラボッチ」ってなぁに?
母:そうだよね(笑)えっとねぇ…
子:ねぇ。グミ食べたい。
母:〇〇駅に着くまで待とうね。
何でもない短い会話ですけど。
冷静に聞いていると、突っ込みたくなるところがいっぱい。(笑)
でも、小さな子供は冷静な会話など求めてないんですよね。
会話の内容ではなくて、お母さんと話しているという実感がほしいだけ。
そして、お母さんも、突っ込むわけでもなく、優しく返している。
こういう会話が大事なんだな。
いつから私達は、冷静な会話だけを求めるようになっちゃったんでしょうね。
あなたは、覚えていますか?
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