悩んでいるのはひとりじゃない。
私には夢があります。
それは『うつ病で悩む人がひとりもいない世界を創る』ということ。
でも、その夢を実現するためには、私が苦手な『英語』を克服する必要があるんです。
…
という話をしたのが、約1ヶ月前。
『夢に近づく一歩』という記事に、私の気持ちと共に、どんな道を歩こうとしているのかを書きました。
そして、そこに向かって一歩を踏み出したということまで書きました。
あれから私は…
一応、買ってすぐに、本に目を通したりはしました。
でも…
やっぱり、苦手なものは苦手。
すぐに本を閉じてしまい…
でも、ずっと気にはなっていて…
いろいろ考えました。
何故、英語が苦手なんだろう。
英語のどこがどう苦手なんだろう。
でも、答えが出てきません。
このままではダメだ!
そう思い、英語が得意な友人コーチに「助けて欲しい」と頼みました。
そしてその結果、答えが意外な所にあることがわかったんです。
自分のことなんだから、自分が一番よく分かっているはずなんです。
でも、なかなか自分だけでは気づけないんですよね。
思い込みが邪魔をしてしまって。
そして、思い込みをしていることも自分では気づいていない。
そして、思い込みなんてしていないと思い込んで、自分の思い込みの範囲で答えを探そうとして、答えが見つけられない。
そのループから抜き出したいと思うなら、自分以外の第3者に助けてもらのが一番いいんです。
探している本人ほどは、思い込みがないから。
「どこが苦手かを分かるためにも、まずは1問だけ一緒に解いてみよう」
そう言われて、気づきました。
苦手だと思い過ぎて、一口も食べてなかった。
まるで、食べる前から「嫌だ嫌だ」と駄々をこねる子供のように。
そして、一口も食べないで「どこがどう嫌いなんだろう」と考えていた。
それが知りたいなら、食べてみればいいのに。笑
・・・
そして、試しに一問解いてみることで、英語が嫌いな理由がはっきりしてきまいした。
私は、文法や単語を丸覚えするのが嫌いだったんです。
例えば、presentという言葉に、贈り物という意味があるのは理解できます。
クリスマスプレゼントとか、誕生日プレゼントって言葉がありますから。
一方、presentには提出するという意味もあるんです。
これも、ギリギリ理解できます。
何となく、贈り物に近い感じがするし、仕事上も『プレゼンテーション』という言葉を使ったりしますから。
でも、presentには出席するという意味もあるとかなると大混乱。
「何でやんねん!全然違うやん!」
って、発狂しちゃう。
さらにその時に「単語にはいろんな意味があるから、前後の組み合わせで覚えるしかないんだ」とか言われると「じゃぁ、全部の組み合わせを覚えろとでも言うつもりなんかい!」って、怒りもわいてきます。
私の英語嫌いは、この理不尽さから始まっていたことを思い出しました。
そして、そんな理不尽な勉強方法を強要してきた先生達に対する怒りが、私の英語嫌いを加速させたんです。
コーチは私のそんな話を聞いてくれて「そうかぁ。そこが気になっていたのかぁ。そこら辺を解消してくれる本を探してみたら?」
ダメ元で探してみました。
近所の本屋を、数件ハシゴして。
そして見つけました。
語源の本。
「これやねん!これが知りたかったんや!」
こういう本が出版されているということは、私と同じような悩みを持っている人がたくさんいたということだと思うんです。
読みそうな人がいなければ、出版社は本を出さないはずだから。
そして、いま。
私は、とても楽しく英語を勉強しています。
presentにはpre(前に)+sent(ある)という語源から、相手の前に差し出すという意味があるから、物を差し出せば贈り物になる。内容を差し出せば提出や提案になる。自分を差し出せば出席になると分かるから。
うつ病に伴う悩みや心配ごとなど、まずは気軽に、ご相談ください。