『生きる』ということについて
「初めまして。中野と申します。」
「八王子から来ました。」
「心理学科ですか?同じですね」
「いま統計学でつまづいていて…」
「あと…」
そんなことを、会ったばかりの人に話すことになるなんて、思っていませんでした。
通信大学の夏期スクーリングが始まりました。
(スクーリングとは、実際に学校に行って、講義を聞くことです)
5月に申し込んだ時には、まだまだ先の話だと思っていましたが…時間が経つのは早いもので…
期待と緊張に包まれながら、大学に行きました。
そして、1限目は大学の学長が自ら行う講義『建学の精神について』。
一言で言うと「答えがない世界で、自分なりの答えを見つけて生きるためには、何が大事なのか」という話。
(いろいろと大事な話を頂きましたが、あえて一言で言うと、こうなってしまいました。ごめんなさい。汗)
特に、人工知能が飛躍的に進化している現代において、人にしか出来ない仕事は何か。それをするにはどうすればいいのか。一番大事なことは何か。
そんな話を頂きました。
そして、話を聞いていて思ったことがありました。
『あなたはこう生きるべきだ』
そのうちに、こうやって生きるべき方向を教えてくれる人工知能が現れるかもしれません。
そうなったら、生き方に迷うことはなくなるかもしれません。
でも、それでいいんでしょうか?
誰かの指示通りに生きる人生って、楽しいと思えるんでしょうか?
失敗することもあれば、うまくいくこともあったりするから楽しいと思うんじゃないでしょうか?
失敗したからこそ、うまくいった時の喜びが大きかったりするんじゃないでしょうか?
失敗したからこそ、それを教訓として人に教えられるんだと思うんです。
いろんな失敗をしてきたからこそ、人生に味わいが出るし、その人なりの人生になると私は思っています。
そんなことを考えながら、学長の話を聞いていたら、経済産業省がまとめた資料を紹介して頂いたので、ここで共有したいと思います。
第4次産業革命について
詳細に理解するのは難しいかもしれませんが、ざっくりとイメージだけを掴んで「いま日本は世界をどう見てるのか、その中でどう生き残ろうとしているのか」をなんとなくの感覚として見て頂ければいいと思います。
もちろん、詳細に理解したいと思うならそれは止めません。
むしろ知的好奇心が刺激されたなら素晴らしいことだと思います。
「知りたい」という気持ちが、学びの原動力ですから。
「ここにいる全員が学びの仲間。」
「さぁ!隣の人と握手をして、挨拶をしてください。」
壇上にいる学長がそう言った瞬間に「えっ・・・マジか・・・」と思わず口に出してしまいました。汗
でも…やるしかありません。
周りもやっていますし。
でも…そのおかげで見ず知らずの人と握手して、話すことができました。
ちょっと焦ったけど、ちょっと嬉しい。
そんな感じの1限目でした。
楽しいと、時間なんてあっと言う間に過ぎてしまうものですね。
なんか、子供みたいなことを言って申し訳ありませんけど。笑
これが素直な感想です。
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