大人の学び方?
あの時、ちゃんと勉強しておけば…
大人になってから思うことありますよね。
学生の時は「こんなこと覚えて意味あるの?何の役に立つの?」と思っていた授業とか特に。
でも、大人になってから分かる。
あの知識は、ここにつながるのか。
って。
学生の頃は、とにかくテストに合格することが目的でした。
本当は、ちゃんと理解して覚えたいと思っていたけど、そんなことをしていたら試験に間に合わないし、理解をせずに丸暗記している奴がいい点数をとっていたりすると「理解することは求められていないんだろうなぁ」って思ってしまう。
そして、結局丸暗記をしてしまう。
そういう丸暗記は大嫌いなのに。
でも、大人になるとわかってくる。
丸暗記したことは、応用が効かないって。
覚えたことには答えられても、それ以外は(たとえ似たようなことでも)答えられない。
それだと、社会では使えない知識。
質問に答えるだけなら、パソコンにだってできる。
特に現代においては。
でも、人間に求められているのは、パソコンでは答えが出せないこと。
目の前の問題に、どう取り組むべきなのか。
問題から逃げ出したいけど逃げられない時に、どうすればいいのか。
どうしても解決できない問題を目の前にした時、どうすればいいのか。
など。
それに答えるためには、丸暗記ではだめ。
基本的な仕組みや応用方法を、理解して学習しないとダメなんですよね。
大人になってからの学びだと、目的や意味を理解して学習することができますよね。
何しろ、学生の時のように焦る必要がありませんから。(本来は 笑)
そして、ちゃんと目的や意味を理解させて教えるのが先生の仕事だと分かっているから、目的や意味が分からない場合は、ちゃんと質問できます。
「さきほどの話といまの話は、どうつながるんですか?」とか。
だから、丸暗記する必要がなくて、理解できたことを学習すればいい。
だから、大人になってからの学びが私は好きなんです。
土日に、心理学概論の講義を受けに大学に行って来ました。
非常にわかりやすく、教科書に書いてないことも教えてもらったり、どれがどこと関係しているのかも、分かりやすく説明してもらったので、随分と頭の中が整理できた気がしています。
だた…
講義の中で、脳の構造について学ぶ時間があり…
「中枢神経は、脳と脊髄で構成…」
「脳は、神経細胞とグリア細胞…」
「神経細胞はニューロンと言い…」
うわぁ〜、待ってくれい!!
って、心の中で叫びましたが、これについては「なぜそう呼ぶのか」とか聞いても意味がないので…
結局、覚えるしかないんですよね。
先生が言いました。
「心理学を学びにきたのに、なぜ、脳の構造を学ばないといけないのかと思う人もいるかもしれませんが、脳と心の病気は密接に繋がっているので、クライアントの症状を理解する上で、とても重要になってきます。」
そういうことなんですよね。
生物の授業を、ちゃんと聞いておけば良かったなぁ〜。
って、いまさらながら思いながら…
でも、なんとかするしかないので、とりあえずAmazonで注文。
脳の模型を買いました。
文字や絵で覚えられないものでも、手で触って感覚で覚えるという方法もありますから。
これも、大人の学び方?
うつ病に伴う悩みや心配ごとなど、まずは気軽に、ご相談ください。