「少しは冒険してみたら?」

手紙

 うつ病再発予防コーチの中野です。

 

 「あれ?喉がイガイガするかも」

 

 (ゴホン…ゴホン…)

 

 「あっ!咳も出始めた!」

 

 「マズイな…今日は早めに帰ろう」

 

 それでも、職場を出たのは19時半頃でした。

 

 普通に考えれば、それほど早くない時間ですが…

 

 今の職場では早い方なんです。

 

 ちょっと異常かもしれませんけど。

 

 ITの現場では良くあることです。


 

 職場を出てすぐ、うどん屋に入店。

 

 とにかく、消化に良さそうで、身体を温めてくれるものを食べたくて。

 

 唐辛子をガンガンに入れて、おろし生姜も沢山いれて食べました。

 

 店を出て、電車に乗って、八王子駅に着いた時には、咳も喉のイガイガも消えていました。

 

 

 「なんだ?仮病か?

 

 

 自分で自分の身体に「仮病か?」と聞くのも変かもしれませんが、たまにあるんです。

 

 風邪かなと思って仕事を早めに切り上げて帰ると、家の近くになったら、急に何事もなく元気になること。

 

 多分、身体も分かってるんですね。

 

 こうしないと、早く帰ろうとせずに働き過ぎてしまうことを。


 

 身体がこうやって何かを知らせようとしている時は、ちゃんと身体の話を聞くようにしています。

 

 こういう時に無視をすると、あとでとんでもないしっぺ返しが来ますし。

 

 今度から、何かあっても教えてくれなくなると困りますし。

 

 それに、こういう時って、何か重要なことを教えてくれる時ですから。

 


 

 身体からのメッセージを聞くためには、まず頭の中を空っぽにします。

 

 そして、何も考えないまま、身体が感じるままに行動してみます。

 

 右に行きたいと感じたら右に。

 

 左に行きたいと感じたら左に。

 

 どこかに寄りたいと感じたら、そのように。

 

 たまに「えっ?そっちに行くの?」と思ってしまっても身体に任せます。

 

 その最中は「一体これに何の意味があるんだろう」と思うかもしれませんが、終わってみないとわかりません。

 

 とにかく、行動中は出来るだけ何も考えないことです。


 

 今回は、一度も歩いたことがない道を歩きました。

 

 車やバスでは通ったことがある道でしたが、歩くのは初めて。

 

 というか、車や自転車しか通れないと思っていました。

 

 「へぇ〜ちゃんと歩道があるんだ」

 

 そう気づいて歩いていきましたが…

 

 歩いているのは、私だけ。

 

 歩く人は珍しいのか、自転車がすれ違うたびに、ジロジロ見られました。

 

 そんなこんなで、身体任せに歩いて行くと…

 

 意外な場所に出てびっくり。

 

 ちょっとした冒険が出来ました。

 

 「少しは冒険してみたら?

 

 身体がそう言った気がします。

Thank-you-for-saying

うつ病に伴う悩みや心配ごとなど、まずは気軽に、ご相談ください。

[contact-form-7 id=”8101″ title=”お申し込み簡易バージョン”]

タイトルとURLをコピーしました