理想の死に方
「私が死んだら誰が気づくだろう」
大学時代、お金がなくて…食べる物も少なくて…夏休みをできるだけ寝て過ごした時期がありました。
「もう食べないと死んでしまう!」
そう感じるまで、トコトン我慢したら1束だけそうめんを茹でて食べて…
また寝る。そして、トコトンお腹がすくまで我慢する。
そんな毎日の繰り返し。
誰とも話すことなく…テレビも見ずに、ひたすら横になっていました。
「このまま誰にも気づかれずに死んでしまうかもしれない。」
そんなことを思った時、ふと湧いてきた思い。
「こんな死に方は嫌だ~!」
という思い。
何か成し遂げたいことがあったわけでもなく…夢があったわけでもなく…将来に希望を持っていたわけでなく…ただ単に生きていただけだけど…
このまま、誰にも気づかれずに死ぬのは嫌だと思ったんです。
じゃぁ、死んだことを誰かに気づいてもらえればいいのか?
そういうわけでもない。
生き続けたいのか?
別に死んだって構わない…でも…
なんとなく…
こんな死に方は嫌だというだけ。
じゃぁ、どんな死に方だったらいいのか。
時間はたっぷりあったので、それについてじっくり考えてみたんです。
私が希望する死に方について。
1.自分の家族に見守られて死にたい
出来れば、妻、子供、孫に囲まれて死にたい。
(これを考えてた時は独身でしたが)
2.いい人生だったと思って死にたい
出来れば、どんなに素晴らしい人生だったかを、話しながら死にたい。
(これを考えてた時は学生でしたが)
3.何も悔いが残らない様に死にたい
出来れば、やりたいことを全部やり切って、心残りがないようにしたい。
(特にやりたいことはなかったけど)
それで思ったんです。
どう生きたいのかは分らないけど、理想の死に方ができる様に生きたい。
そこから生き方が変わりました。
この理想の死に方をゴールとして、そのゴールが達成できる生き方をすることにしたんです。
つまり、
・何も悔いが残らないように
・いい人生だったと思えるように
・自分の家族に見守られるように
今のところ、順調に来ています。
まぁ、自分で命を断とうとした過ちも犯しましたが…汗
これからも、一歩一歩人生を歩んでいきます。
二度と、過ちをおかさないように。
うつ病に伴う悩みや心配ごとなど、わたし自身のウツ病経験を踏まえて、様々な支援をしています。
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