うつ病と共に歩み、生きる。そして、こだわりをとかす。

死にたくなるほど傷つくことがあったら…

2018.05.14


 うつ病再発予防コーチの中野です。

 

 

 生きていれば、一度や二度は、誰かに何かを言われたり、何かをされたりして傷ついた経験があると思います。

 

 

 そして、それらを乗り越え、今では昔話のように懐かしく思っている方もいるでしょう。

 

 

 一方で、今もそのことが忘れられずに、思い出すたびに傷ついてる人も。

 

 

 そういう方からの相談は少なくありません。

 

 

 今まで、何人もの方の話を聞いて、相談にのってきました。

 

 

 でも…慣れることがありません。

 

 一人一人悩みは違いますから。

 

 『誰にでも効く魔法の言葉』なんてありませんし。

 

 

 でも、いつも同じ姿勢でのぞむようには心掛けています。

 

 

 まず1つ目が「私にはわからない」ということ。

 

 

 例えば「凄く傷つくことを言われ、そのことを思い出すたびに苦しくて、いっそ死んだ方が楽だと思っている」という相談者がいたとします。

 

 そんな時に「私にはわかりますよ」なんて、私には言えません。

 

 実際には、誰に何を言われたのか、私にはわかりません。そしてその言葉によって、どれだけ傷ついているのかということも、私にはわかりません。

 どれだけ想像しても、それは想像の範囲を越えませんから。

 

 それに、私にも経験があるんです。

 

 凄く傷つくことを言われ、そのことを思い出すたびに苦しくて、死んだ方が楽だと思っていた経験が。

 

 そんな時に「私にはわかるよ」って誰かが言って来たら「嘘つけ!お前に何がわかるっちゅうねん!ボケ!!」って(口には出さず)怒ってました。

 

 勝手に、分かったつもりにならないで欲しいんです。

 

 だから、自分がされたら嫌だから、相手の方にもしない。

 

 どれだけ相手の方が傷ついているかなんて、わかるはずないんですから。

 

 

 

 2つ目が「安易な言葉はかけない」ということ。

 

 これも私が悩んでいた時の経験からきていますが「大丈夫だよ」って言葉がけが大嫌いでした。死んだ方が楽だと思っている私が大丈夫なわけがないじゃないですか。

 

 あと、励ましているつもりかもしれませんが「すぐに乗り越えられるよ」とか「辛いことは早く忘れましょう」なんて言葉も嫌いでした。

 

 それが出来るなら、そうしてます。

 

 でも、できないから悩むわけです。

 

 そんな時に、安易に励まして欲しくないんです。

 

 

 だから、私はひたすら聞きます。

 

 「私にはわからない」んですから。

 

 

 でもね。

 

 

 わからないことを聞いていく中で、答えが見つかったりするんです。

 

 

 そうか~そういうことか~って。

 

 そんな私で良ければ、気軽にご連絡ください。

 

 うつ病に伴う悩みや心配ごとなど、わたし自身のウツ病経験を踏まえて様々な支援をしています。

 

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