時の流れに身をまかせ
もしも、あなたと逢えずにいたら、私は何をしてたでしょうか。
今は亡き、テレサ・テンさんが歌う『時の流れに身をまかせ』の冒頭部分の歌詞です。
母は、テレサ・テンさんが大好きで車の中でよくかけていました。
カラオケで歌うのもテレサ・テン。
今思うと、母とテレサ・テンさんとの年齢が近かったということもあったのかしれません。
「この歌の何がいいんやろなぁ」
当時の私にはわかりませんでした。
今なら、なんとなくわかります。
でもね。
何かがあった後の自分とそうでない自分は、まったく別の人生を歩むので比べられないんですよね。
もしあの時、何も見なかったら…
もしあの時、何も言わなかったら…
もしあの時、何もしなかったら…
いまここに私達はいません。
だから、比べられない。
比べる相手が存在しないんです。
いろんな選択をしてきた結果として今がある。
その選択が正しいかどうかは誰にも分からない。
そもそも、正しい選択というものもないんですよね。
その時は正しいと思ったことでも、振り返ったら間違いだったということもある。
あんなことをしなければ良かった…
そう思うことは、誰にでもある。
そして、その選択をしたからこそ、いまがある。
今を否定したり、過去を否定したりしても、何も変わらない。
変えられるのは、次にどういう選択をするかということ。
「今までとは違う人生を歩みたい」と思うのなら、今までとは違う選択をしてみればいい。
普段なら見ないものを見る。
普段なら聞かないことを聞く。
普段ならしないことをする。
その選択の結果がどうなるのかは、後にならないとわからない。
その時に、最高最善だと思える選択をするしかないんですよね。
時の流れに身をまかせて。
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