長女に言い返され、ぐうの音もでない私。でも…
娘とテレビを観ていたら、ニュースが流れてきました。
『サンフランシスコの慰安婦像所有に、大阪市が姉妹都市解消の構え』
私は、特に不思議に思うこともなく聞き流していましたが、長女は違っていまして…
「え?何で?」
正直言って困りました。 笑
どこまで知っていて、どこから説明すればいいのかわからないんです。
まぁ、高校生ですから、ある程度は知っているかもしれませんが…
それとなく、どの辺りを疑問に思うのか聞いてみると、大阪市が姉妹都市を解消するということに関して、疑問に思ったようで…
長女からすると「関係なくない?」ということ。
どうやら、慰安婦については知ってるらしく、その説明をしなくて済んでホッとしたのですが…それにしても、どうやって話をすればいいものかと…
ちょっと考えた上で、いつもの様に例え話で切り抜けることにしました。
「例えば『お前の先祖は犯罪者だ』っていう貼り紙を近所に貼られたら、君には関係ないけど、嬉しいもんではないよね?」
「まぁ、そうだね」
「それでそれを『貼ってもいいよ』ってが許したのが君の友達だとしたら『なんで止めてくれなかったの?!』って思わへん?」
「うん…まぁ…思うかも」
「それで『それなら友達やめるよ』って言いたくなるやん?」
「まぁ、わかるけどさぁ…貼り紙を気にしなければいいだけじゃない?」
「まぁ…そうやね…ほやけど、そう言う貼り紙を見て『お前のじいさんは犯罪者。お前は犯罪者の孫だ!』ってからかってくる奴がいるかもよ?」
「そうやって言いたい奴には言わせておけばいいだけじゃないの?!」
おっしゃる通りです。
ぐうの音も出ませんでした。 汗
でも、ちょっと嬉しかったんです。
どの意見が正しいとか間違いだとか言うつもりはありませんが、起きてることに「なんで?」と疑問を持って、自分なりの意見を言える娘に育ってることに、誇りを感じたんです。
親バカと言われたとしても。 笑
うつ病に伴う悩みや心配ごとなど、わたし自身のウツ病経験を踏まえて、様々な支援をしています。
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