うつ病と共に歩み、生きる。そして、こだわりをとかす。

バカだな~と思うこと

2017.07.18


「人生を輝かせたい」ウツ経験者専門コーチの中野です。

 

 

 私には、高校2年生の娘がいます。

 

 いつも、8時前には家を出ていくので、6時半とかには起きてきます。

 

 

 でも、今朝は7時を過ぎても起きてこないんです。

 

 

 どうしようかと思いました。

 

 

 このまま起こさずにいたら、確実に遅刻をするはずです。

 

 

 でも、もう高校2年生。

 

 

 いつまでも「誰か起こしてくれる」と思っていてはいけません。

 

 遅刻したくなかったら、アラームを自分でかけて起きないといけません。

 

 

 とはいえ「遅刻しそうだ」と慌てて出かけて、事故にあっても困ります。

 

 

 どうしようかなぁと思いながら…

 

 

 7時半近くまで様子をみて…

 

 

 「7時半になるけど大丈夫か?

 

 

 結局、声をかけてしまいました。

 

 

 まもなく、起きて来ました。

 

 

 そして、長女はすぐに制服に着替えて、家を出ようとしていました。

 

 

 「あれ?朝飯は食べへんのか?

 

 

 「もう時間がないから

 

 

 そう言って長女は出ていきました。

 

 

 まったく!遅くまで起きてるから、こんなことになるんでしょ?

 

 

 と、心の中でつぶやいて、イライラしながら食事をしました。

 

 

 そして、食べ終わった食器を片付けようとキッチンに行くと、娘のために妻が作ったお弁当が、置いてあり…

 

 「あいつ!弁当を忘れよった!

 

 

 よくこういう忘れ物をするんです。

 

 その度に言ってるのですが、娘は、「だって、忘れちゃんだもん」と開きなおっています。

 

 

 なので、なかなか忘れ物は治らないんです。

 

 

 失敗を痛感するようなことがないと治そうと思わないかもしれません。

 

 そういう意味では、今回の弁当忘れは、失敗を痛感するチャンスかも。

 

 そう思ったのですが…

 

 「朝も食べず昼も食べないと倒れるもしれない

 

 そんな不安も込み上げてきて…

 

 

 「学校に届けた方がいいだろうか

 

 そんなことも思いました。

 

 

 でも、「それは過保護じゃない?」なんてことも思います。

 

 

 そうやってやり過ぎてしまうことで「忘れても誰かが何とかしてくれる」と甘え過ぎても良くありません。

 

 ここは心を鬼にして、お腹が空いて倒れそうになろうとも、自分の失敗が身に染みるような体験をしてもらおうと思いました。

 

 

 「もう!どこまでアホなんや!

 

 そう呟いて、娘の弁当を持たずに、私も家を出ました。

 

 

 仕事を終え、帰宅したのは22時。

 

 

 ちょうど娘が夕飯を食べてました。

 

 「あんた。今日弁当忘れたやろ!

 

 少し怒り気味の声で娘に言うと…

 

 「今日は、いらない日だったの!

 

 ですって。

 

 もともとお弁当がいらない日だったのに、妻が作ってしまっただけだったようで…

 

 「あぁ…そうなんや…

 

 イライラしたり、怒ったり、心配をしたり、心を鬼にしたり…朝から私は何をしていたんでしょうね。

 

 心の中で「ごめんな」と娘に呟き、私も一緒に夕飯をたべました。

 

 

 まぁ、そんな日もありますよね。

 うつ病に伴う悩みや心配について、わたし自身のウツ病経験を踏まえて解決に向けた支援をしています。

 

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