祈りと自己暗示
いつもきれいに使っていただいて、ありがとうございます。
よく、トイレに書いてある言葉ですから、見たことがあると思います。
そして、ご存知かもしれませんが、あれは非常によく出来た言葉でして、「いつもきれいに使っていただいて」と言われると「きれいに使わなきゃ」って気持ちになるんですよね。それを「きれいに使ってください!」なんて言われると「うるさいな!何だよ!」って気持ちになります。
実は、こういう気持ちになるのは、言葉に含まれている前提が原因です。
例えば「きれいに使ってください」という言葉に含まれている前提とは、「あなたは、きれいに使ってない」という事です。きれいに使っている人には「きれいに使ってください」なんて言いませんから。
そして、トイレを汚く使う人なら、「あはは。そうだね。ゴメンね〜」となるかもですが(そんな人いない?)大抵は、きれいに使ってるつもりですから「うるさいな!何だよ!」という気持ちになるわけです。例えば、勉強をやり始めた時に「勉強しなさい!」と言われた時の気持ちと似ています。
一方で「きれいに使って頂いて…」という言葉に含まれている前提とは、「あなたは、きれいに使ってます」ということです。そう言い切られたら、そうするしかない気持ちになります。なので自然と「きれいに使わなきゃ」という気持ちになるわけです。また、頭に「いつも」という言葉と、最後に「ありがとう」という言葉まで付いているので、ますますちゃんとしなきゃって気にさせるわけです。
ここまでは、ご存知の話だったかも知れませんが、ここからが本題です。
もしかしたら、ここまで読む中で、「これが【祈りと自己暗示】に、どう関係するんだよ!」とイライラされた
かも知れませんが、ご安心ください。ここからが本題です。とはいえ、ここまでの話をご理解頂ければ、もう結論
は出ているようなものなんですけど…
結論から申し上げますと「祈り方を間違えると、幸せを呼ぶどころか不幸を呼び込むことになりますよ」ということです。
「えっ?どういうこと?」
って、思われたかもしれませんが…
今から、その解説をしていきます。
と、思っていたのですが…話が長くなりそうですので、次回に話します。(話を長くしたのは私の責任ですが)但し、ここまでの話でオチが見えた方は、さっそく(次回の話まで待たず)幸せを呼び込む祈り方を実践して頂くといいと思います。前提を意識して。
一方で「オチが全く想像できない」という方は、次回の話をお楽しみに。
ウツ病を経験した方だからこその悩みや心配事を、わたし自身のウツ病経験を踏まえ、解決のご支援をしてます。
まずはお気軽に、ご連絡ください。
イベントもやってます。こちらにも気軽にお越しください。