うつ病と共に歩み、生きる。そして、こだわりをとかす。

「ここにいてもいい」という安心感について

2017.05.08


「人生を輝かせたい」ウツ経験者専門コーチの中野です。

 

 早いもので、合唱団に参加してから1ヶ月半が過ぎようとしています。

 

 最初は、合唱団の演奏会にお手伝い(弁当運びと場内アナウンス)として関わったのがきっかけで、合唱団員のみなさんの暖かい雰囲気に誘われて、見学⇒オーデションを経て参加して、毎週月曜の練習にも欠かさず参加しています。

 

 そして、1カ月過ぎると慣れてきて日課(週課?)の様になっています。

 

 そんな先日、私の歓迎会を開催して頂きました。\(^o^)/

 

 

 幹事の計らいで、団員一人一人が、自己紹介と自分の好きな物を公表するということになり、名前を覚えるのが苦手な私でも、その人がどういう感じの人なのかはわかる工夫をしてくれ、有難いと思っていました。

 

 そして、話が長い私の自己紹介も、皆さんがちゃんと聞いてくれて、またこれも有難いと思っていました。

 

 

 実は、その歓迎会の前には練習会があったのですが、その練習の終わりに「コンクールまで時間がありません。先生に何度も同じことを指摘されない様に、各自でしっかりやって下さい」というゲキが飛ばされてまして…

 

 その日、何度か失敗していた私は、「私が、足を引っ張ってしまってる。コンクールまで時間がない中で、私の様など素人が入るべきではなかった?私はここに居てはいけないのかも…」と不安になっていたんです。

 

 

 大体、これっていつものパターン。

 

 

 何か、少しでも悪いことが起きると「これは自分がここに居るからでは?私がここに居るから周りの人に迷惑をかけている。これ以上迷惑をかけないためにも、ここに居てはいけない!」という思考が自動的に働いて、そこに居づらい感じとか居心地が悪い感じが出てくるんです。

 

 

 そんないつものパターンが出ていた時だったので、この歓迎会の雰囲気は特に嬉しかったんです。

 

 

 そんな暖かい雰囲気の中、ある方が「中野さんは、入ってどれくらい?」と質問がありました。

 

 一瞬、私の脳裏に「もういい加減、楽譜を覚えて来いよ!って意味?」という考えが走り…少し戸惑いながらも「1ヶ月ちょっとくらいですけど…」と答えたんです。

 

 

 そしたら笑顔でこう言われました。

 

 

 「すっかり馴染んでいるから、2年くらい前からいる感じがするよね。」って。

 

 

 なんか「ここにいてもいいんだな」って思えた感じがしました。

 

 

 

 あなたの、ちょっとした一言で安心できる人が、あなたの周りにもいると思います。

 

 あなたなら、どう声をかけますか?


ウツ病を経験した方だからこその悩みや心配事を、わたし自身のウツ病経験を踏まえ、解決のご支援をしてます。

 

相談してみたいことがあれば、まずはお気軽に、ご連絡ください

 

サービス案内は、こちらをクリック。

 

 良かったら、各種イベントにも参加してみてくださいね。



PDF

関連記事

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ うつ病(鬱病)へ