うつ病と共に歩み、生きる。そして、こだわりをとかす。

不安を手放し、安心感を手に入れる方法4


【うつ病で悩む人が1人もいない!】そんな世界を目指しています。
うつ病経験者専門コーチの中野です。

 

 今回は【不安を手放し安心感を手に入れる】シリーズの第4話目です。

 

 前回は、視覚を使うやり方を紹介しました。試して頂けましたか?

 

 今回は、味覚を使うやり方です。


◎ちょっとその前に


 前回もお伝えしましたが、基本的な考え方だけおさらいしておきます。

 

 まずは、不安のある場所について。

 

 不安というのは『まだ起こってないのに、起こったらどうしようと思う』ことですから、未来のことを考えてるということでしたよね。

 

 だから、不安は、未来にしかない

 

 これを、いつも忘れないようにしておいて頂きたいと思います。


◎不安を手放す理論


 そして『不安は、未来にしかない』ということが分かっていると『今ここには、不安がない』ということにも、気づくことができるわけです。

 

 だって『不安は、未来にしかない』わけですから。

 

 ですから、不安を手放すためには、『意識を、未来から今ここに戻す』ということでしたよね。


◎得意な感覚をいかす


 そこで『意識を今ここに戻す』方法として、視覚や聴覚などの感覚に意識を向ける方法を紹介してきました。

 

 人には、それぞれ自分が得意な感覚がありますので、あなたがやりやすい方法を選んで欲しいと思っています。

 

 今回は、味覚を使います。

 

 さて、味覚をどう使うと思います?


◎具体的な方法


 というわけで、お待たせしました。

 

 いよいよ【不安を手放し、安心感を手に入れる方法4】として、具体的なやりかたを紹介します。

 

 以下のステップでお試しください。

1.食べ物を、一粒だけ口に入れる。(例えば、レーズンやナッツなど)

2.まずは、噛まずに味わってみる。舌触りや、その物体の温度も感じる。

3.次に、ゆっくりと噛んで味わう。歯と舌と顎の動きにも意識を向ける。

4.飲み込む前に、飲み込みたい欲求を観察する。そして、飲み込む。

5.上記1~4を、数粒分繰り返す。何か心に浮かんでも「そう思っていたんだなぁ~」と空の雲のように流す。

 

 口の中の物体や食べるという行為は【今ここ】にあるので、そこに意識を向けると【今ここ】に戻れるんです

 

 普段の食事の際にやってみるのも、良いと思います。もしかしたら、すぐ満腹になって痩せるかもですね。 笑

 

 是非、お試しくださいね。

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