うつ病になっても認めたがらない人への対処法
【うつ病で悩む人が1人もいない!】そんな世界を目指しています。
うつ病経験者専門コーチの中野です。
突然ですが、あなたの周りには、
・絶対に、自分はうつ病にならない
・うつ病になるのは、弱い人間だ
・うつ病になったら、恥ずかしい
と思っている人はいませんか?
もしいるなら、とても危険なので、気をつけてくださいね。
◎危険な理由
一週間前の「うつ病になりそうだ」と言う人への対処法でも言った通り、うつ病になりそうだと言ってくれる人は安心ですが、そうでない人だと危険なんです。
特に、先に挙げたような考え方の人は、うつ病になっても、認めようとはしませんから。
そして、そういう方がうつ病になると、重症になってからしか気づかないことが多いのです。
今回は、そういう方に対して、周りが
・どう気づけばいいのか
・どんな関わり方をすればいいのか
について話したいと思います。
◎気づく方法
まずは、気づく方法から話します。
結論から言うと、これまでとの変化に目を向けるということなんです。
より、具体的には
・行動がいつもと違う
・話し方がいつもと違う
・怒りっぽくなった
・人とぶつかることが増えた
・話しかけても反応が悪い
ということが挙げられます。
これに限らず、何かいつもと違うなと思ったら声をかけてみてください。
◎関わり方
次は、関わり方についてです。
まず、大前提として、その人が病気かは未だわかりません。
病気かどうかは、医者が決めることです。
だから、あなたには、その人が病気だと決める権利はないのです。
今言えるのは「何かいつもと違う」ということだけです。
そこだけに注目して関わって欲しいんです。
そして、こう言ってみてください。
「何か、いつもと違うようだけど、何かあった?」って。
◎何もないなら深追いはしない
もしかしたら「別に何もないよ」と言うかもしれません。
それなら、それを信じるしかない。
「全体に何かあるはずだ」なんて、深追いはしないでください。
逆に、聞いたことがキッカケになり何かを話してくれるかもしれません。
その場合は、じっくりと話を聞いてあげてください。
症状が軽ければ、話を聞くだけでも回復することもあるのですから。
仮に、病気だったとしても。
自身の経験を生かして、うつ病を経験した方に対するサポート(悩み相談、トラウマケア、願望実現等)を行っています。