うつ病と共に歩み、生きる。そして、こだわりをとかす。

天命は知らないけれど・・・

2022.01.12


 

 この度、50歳を迎えることになりました。

 

 ・・・

 

 もう今日からは、誰かに年齢を聞かれた時に「50代です」と言わなければなりません。

 

 ・・・

 

 何というか・・・50歳って、もっと落ち着いている雰囲気というか、人生を悟っているというか・・・

 

 もっと大人のイメージがあったんですけど・・・

 

 今の私のままで、50代を名乗って良いものなのかどうか・・・

 

 少し不安です。(汗)

 


 

 人生の節目節目で思っていたことなんですけど

 

 何か成長しないまま歳をとっている気がするんですよね。

 

 30歳になる頃は「30なんだから、もっとしっかりしなきゃ!」なんて思いながら・・・

 

 仕事ではリーダーとして、家庭では父親として、しっかりと役割を全うしなければ!と思いながら・・・

 

 うつ病を発症し、そして、治ったかと思えば、また再発し、仕事でも、家庭でも、迷惑をかけっぱなしでした。

 

 40歳になる頃は「不惑の40なんだから、心に迷いがなくならないといけない」なんて思いながら・・・

 

 結局、心に迷いを残したまま10年が過ぎ、その間もうつ病を再発していました。(汗)

 

そして迎えた天命を知るはずの50歳・・・

 

天命どころか、不惑も達成できていなければ、自立だって怪しいくらいです。

 

こんなんじゃダメだよなぁ〜・・・なんて思っちゃい舞います。


 

 でもね。

 

 もしも、30代の頃(うつ病の再発に悩まされていた頃)に、自殺をしていたら(実際、自殺しようと思ったことは何度もありました)、こんな年齢にはなってなかった訳ですね。

 

 母より先に死んでいたら、母の死に立ち会うこともできなかった。

 

 こんなブログを書くことも出来なかったし、大学に入り直して、心理学を学ぶ機会も得られなかった。

 

 あの時の私に何か伝えることができるなら・・・

 

 「生きる選択をしてくれて、本当にありがとう。あなたのお陰で、今、私は幸せです。」

 

 って、伝えたい。

 


 

 考えてみれば、50歳を迎えられたということは、すごくありがたいことなんです。

 

 「こんな状態で50歳を迎えて良いものか」なんて贅沢な悩みでした。

 

 この先、天命を知ることになろうが、なるまいが、生きてさえいれば、きっと良いことがある。

 

 そんなことを、今、実感しています。

 


 

 という訳で・・・

 

 今日、妻と娘達が誕生日を祝って、プレゼントをくれました。

 

 ありがたいものです。

 

 ちなみに「もう、これで50歳やわ〜」って言ったら、娘が

 

 「あれ?今日で、49歳になったんじゃなかったっけ?もう50歳なの?」ですって。

 

 まぁ、親の年齢なんて、子供にとったら、そんなものですよね。(笑)

 

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