うつ病と共に歩み、生きる。そして、こだわりをとかす。

未来に対する想像ついて

2021.01.01


 
 あけましておめでとうございます。
 
 
 本年も宜しくお願い致します。
 
 
 今後も、うつ病の再発予防に有効な情報を発信していきたいと思いますので、何卒よろしくお願い致します。
 


 
 ところで…
 
 
 まだ新型コロナウィルスが猛威を振るっていますね。
 
 
 東京だけでも1300人を超える新規感染者。
 
 
 この先、一体、どこまで増えるんでしょうね。
 
 
 「世間では、GoToのせいだ」とか「GoToを止めるのが遅すぎ」とか「政府の対応が遅すぎ」などといろいろ批判が出ているようですが…
 
 
 誰かのせいにしても、未来は変わりません。
 
 
 大事なことは、どうやれば自分の命が守れるかということ。
 
 
 どうすれば大事な人の命を守れるかということ。
 
 
 どうすれば不安な日々から解放されるのかということなんです。
 


 
 『不安』はどこから来るのでしょうか。
 
 
 実は『不安』は「未来に対する想像」からやってきます。
 
 
 例えば「この先、収入が全くなくなったらどうしよう」とか…
 
 
 例えば「この先、生きていけなくなったらどうしよう」とか…
 
 
 例えば「この先、家に住めなくなったらどうしよう」とか…
 
 
 こんな風に「もしも、〇〇になったらどうしよう」という想像が不安を呼ぶわけです。
 
 
 ただ、この想像自体は悪いことではありません。
 
 
 想像力があるから、我々は、未来を予測して、リスクを回避して、生き延びることができるわけですから。
 
 
 でも、想像に押しつぶされそうになって、身動きがとれなくなってしまっては本末転倒です。
 
 
 想像は、あくまでも想像であって、現実ではないんです。
 
 
 そんな時は、少し冷靜になって、
 
 
 ・今私は、何がどうなると想像していたのか
 
 
 ・その想像は、どれくらい発生する可能性があるのか
 
 
 を振り返ってみることをお勧めします。
 


 
 なんて、偉そうに言ってる私ですけ…
 
 
 数年前までは、不安に押しつぶされそうな日々を送っていました。
 
 
 何度も鬱病を発症して、その度に仕事を休んで…
 
 
 この先、いつまでうつ病を抱えることになるんだろう。
 
 
 この先、私は社会復帰できないんじゃないだろうか。
 
 
 このまま働けずに、家族を養えなくなるんじゃないだろうか。
 
 
 いっそのこと、死んでしまった方が、保険金とかで家族が食べていけるんじゃないか。
 
 
 とか。
 
 
 もしも、タイムマシンで、あの頃に戻って、あの頃の自分にアドバイスをするとしたら…
 
 
 「とりあえず、先の心配はいつでもできるから、今は、今を生きることに目を向ける方がいいよ。」
 
 
 って言うと思います。
 
 
 あの頃の私が、素直にアドバイスを聞くかどうかは別として。笑
 


 
 コロナウィルスが騒がれ始めてから、1年が過ぎてしまいましたね。
 
 
 去年の今頃、コロナウィルスが1年過ぎても収まらないなんて、誰が想像していたでしょうか。
 
 
 「夏になったら、コロナウィルスは消える」とか「半年くらいで収束する」とか言われて、まさかこんなことになるとは思っていなかったのではないでしょうか?
 
 
 結局、想像はあくまでも想像で、現実とは違うんです。
 
 
 今の現実は…
 
 
 「我々は2021年を迎えることができた」ということ。
 
 
 そして「今もこうして生きている」ということ。
 
 
 この揺るぎない現実を噛みしめて、ついでに餅でも噛みしめて、楽しく正月を過ごそうではありませんか。
 
 
 最後に、繰り返しになりますが…
 
 
 あけましておめでとうございます。
 
 
 本年も宜しくお願い致します。
 
 
うつ病に伴う悩みや心配ごとなど、まずは気軽に、ご相談ください。

    お名前※

    例:中野 剛士

    メールアドレス※

    半角入力 例:info@tokasu.com

    お問い合わせ内容



    PDF

    関連記事

    にほんブログ村 メンタルヘルスブログ うつ病(鬱病)へ