家族が『うつ』になったときも…
悩んだ時に、相談できる人がいると安心できますね。
先日、母が肺がんのステージ4だと告知されたと聞いてから、いろいろと考えていたんです。
滋賀の病院に入院させておくよりも東京に連れてくる方がいいんじゃないか。
とは言え、東京にある病院の中からどれを選べばいんだろう。
口コミだけを参考するのは危険だと思うが、他に信じられる情報は何?。
などなど。
いろいろ考え過ぎて、もう考えるのが嫌になりかけた時に、ふと友人の顔が頭に浮かんだんです。
がんに詳しい友人でした。
「とにかく、東京でオススメの病院を教えて欲しい」そんなメッセージを送りました。
そしてすぐに、病院を教えてくれましたが、もっと大事にすべき点を教えてくれました。
こういう機会でもない限り、ガンのことを調べようとか思いませんよね。
自分自身や家族がガンになるまでは他人事のような気がします。
それに、ガンにも種類があるので、全部について調べるなんて、医者でもない限り現実的でないと思います。
それに、テレビやネットで得た情報だけで、ガンのことを分かったような気になりがちです。
だから、今回母が肺ガンになったと言われた時も「あぁ〜肺ガンか」と詳しく知らないくせに、知ってる気になっていました。
病気について調べる気もなかった。
調べようにも、どこの何を見れば、確実な情報が得られるのか分からないので。
でも今回、友人から教えてもらったサイトを見たら、欲しい情報がすべて載っていました。
国立がん研究センターが一般の人に向けて発信しているサイトでした。
とても参考になることが書いてありましたので、少し紹介します。
ご本人とあなたを支えるヒント。
1患者の気持ちや希望を理解する
2情報とうまく付き合う
3家族が自分自身も大切にする
(国立がん研究センター【家族ががんになったとき】ページから引用)
1番や2番は「まぁそうだろうな」と思える点ですが、3番がないがしろにされがちな気がします。
大切な人の体を心配し過ぎて、自分のことを後回しにしがちですよね。
逆に、大切な人がガンになっているのに、自分のことを大事にするような発言をすると、不謹慎な気がします。
なんとなく、病人のために身を捧げるのが美徳とされている気がします。
でも、病気になった人からすれば、「私のためにそこまでしないでくれ」と言う気持ちもあるでしょうね。
何か申し訳ない気持ちになる様な。
で、ふと思ったんです。
この3つのヒントって、ガンだけではなく、うつ病にも言えるな〜って。
というか、ありとあらゆる病気にも言えることの様な気がしています。
国立がん研究センターのサイトではそれぞれのガンの種類ごとに、スマホでさっと読める電子書籍を無料で配布しています。
文字を読みづらい人のことを考えて音声でも紹介してくれている様です。
こんなに正しい情報を発信してくれるサイトがあるなんて、友人に教えてもらうまで知りませんでした。
あなたも、いざという時のために、一度目を通しておいては如何ですか?
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