とんだトラブルでした
先日の日曜日の話なんですけど…
トラブルに巻き込まれました。
その日は、朝から車を借りて、千葉に出かける予定がありました。
妻の弟が結婚したので、そのお祝いも兼ねた、親族の顔合わせ会でした。
どんな方と結婚したのか、会うのを楽しみにしていたんです。
その前日に、以前勤めていた会社のOB会がありましたが、翌日の朝から長距離をドライブすることを考えて、お酒も控え目にして、一次会で帰り、少し早めに寝ました。
そのおかげか、翌日は朝6時に目が覚め、二日酔いもなく、心地よい朝を迎えました。
軽く朝食を済ませて、毎朝の日課も済ませ、さっと着替えて出かける準備を着々と進めることもできました。
その頃には、家族も起きてきて…
「車を借りて家に戻ってくるから、すぐに出られるように準備しといて」
そう伝え、7時半過ぎに家を出て、自転車に乗って最寄りのレンタカー屋さんへ。
8時に車を借りて、8時15分には自宅に戻っていました。
そして、家族を乗せて、すぐに出発する…はずでした。
「あれ?もう帰ってきたの?」
家族は、まだ支度中でした。
まぁ、こんなことは日常茶飯事ですから、トラブルのうちに入りません。
予定より少し遅れて、家を出発。
妻のお母さんも車に乗せていく予定でしたから、まずはお母さんの家へ。
お母さんからは「千葉まで遠いからできれば10時。遅くとも10時半には来て欲しい」と言われていました。
少し出遅れましたが、10時半には余裕で間に合う…はずでした。
もしも新宿で、マラソン大会が開催されていなければ。
そして、道路の規制がなければ。
予想以上の大渋滞。
マナーの悪い人達が、横入りもしてきます。
「なんだよ!全く!」
と、夫婦揃ってイライラしている所に娘が「まぁまぁ。落ち着いてよ」と言うありさま。
まぁ、こんなことも日常茶飯事ですから、トラブルのうちに入りません。
ぎりぎり10時半に、お母さんの家に到着しました。
そこから千葉にあるお店まで、車で1時間ほどの計算でした。
会食の開始が11時半の予定でしたから、計算上は間に合いますが…
「高速道路に乗るしかないね」
高速道路が好きじゃないんですが、今回は仕方がありません。
あまりスピードを出すのも好きではないのですが、今回は緊急事態です。
かなりスピードを出しました。
ハンドルを持つ手に力が入ります。
手袋も緊張の汗で濡れてきました。
でも、そのかいがあって、なんとかお店にも間に合いそうだと思えてきた時でした。
後部座席からお母さんが、私の肩を叩き…
「今日の会食で進行役をお願いね」
ええっ!!聞いてないよ〜!!!
驚いて、事故りそうになりました。
「簡単な感じでいいから」
そういうことは、早く言ってよ〜。
そんなことを心の中で叫び…
やりたくないという気持ちを全力で顔面でアピールしますが…そのかいも虚しく…
「じゃぁ、頼んだね」
今度から「運転中は話しかけないでください」と、事前に言っておこうと心に決めました。
私は、こういう挨拶とか進行役とかって、すごく苦手なんです。
例えば「場繋ぎで、適当に話して」ということなら、気楽にできるんです。
話したいことを話せばいいだけですから。
でも、話さなければいけないことを話すのってすごく苦手なんです。
・話すことを忘れたらどうしよう
・途中で間違ったらどうしよう
・途中でかんだらどうしよう
・早口になってしまったらどうしよう
・小声になっちゃったらどうしよう
そんな心配が、頭をよぎります。
だんだん顔も緊張してきます。
そのことばかりが頭を巡って、車を運転してることを忘れてしまいそう…
危ない危ない。
とにかく、そのことはお店についてから考えることにしよう。
そう思って、店に急ぎました。
予定通り、11時半に店に到着。
全員が席に着き、飲み物がつがれ…
挨拶の時間が近づいてきました。
慌てて、スマホで検索しました。
結婚、親戚、顔合わせ、挨拶
見つけたセリフを、読みました。
緊張で引きつった笑顔で。(笑)
そして…
「みなさんの健康を祝して乾杯!」
帰りも運転するので、ウーロン茶を流し込み…
慌てて飲んだせいでしょうか…
気管にウーロン茶が詰まりました。
ゲホゲホ咳き込む私。
とんな赤っ恥をかきました。
だから、挨拶は嫌いなんですよ。
あなたには、こんなトラブルはありませんか?
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