ひねくれ者じゃないですよ
先日、ある人がこんな話をしてくれました。
・まだ有名になる前からファンだったアーティストが世間から注目されると嬉しい
・自分がいち早く見つけたという優越感に浸ることができる
・でも、そのアーティストが人気者になると好きじゃなくなってしまう
・私は、ひねくれ者なんだろうか
何と返せば良いのか困りましたが…
何となくわかる気がしたんです。
あなたにもありませんか?
自分だけの友達だと思っていた人に沢山の友達がいることがわかった時に「あなたにとって私は大勢の中の一人に過ぎなかったのね」と寂しい気持ちになったとか。
昔、一緒に遊んでいた同級生が有名になると、なんだか手が届かない人になったような気がしたとか。
行きつけだった店が有名になって、人がいっぱいで入れなくなったりすると「なんだよ!こんなことなら有名になんてなって欲しくなかったなぁ〜」って思ったこととか。
そして、最初は応援していたのに、途中から気持ちが離れたりすること。
多かれ少なかれ、似たような経験があると思うんです。
別に、嫌いになったわけじゃないんですよね。
ちょっとしたヤキモチと同じような気がするんです。
恋人が、他の異性と仲良くしてたりするとイライラする気持ちと似ている気がするんです。
(イライラだけじゃ収まらない?笑)
でもね。落ち着いて考えてみたら、私達が心をかき乱す必要はないように思うんです。
アーティストも友達もお気に入りのお店も私達の所有物ではありません。
それぞれに進みたい道があるはず。
そして、それに賛同する人がいる。
私達は、その賛同する一人です。
そして、同じように賛同する人達は仲間であって敵ではありません。
仲間なんですから、増えたら喜べばいいわけです。
恋人の場合は、そうもいかないかもしれませんけど。(笑)
そうそう。それで思い出したんですが、先日出版した本を読んで下さった方々から感想を頂いております。
・うつ病が治らないかもと思っていたので励みになったし、元気が出た
・知り合いに、長年うつ病で苦しんでいる人がいるから勧めたい
・すごく良かったよ〜
こうやって感想頂けると嬉しいものですね。
大変でしたけど、出版して良かったと思います。
でも…嫌いにならないで下さいね。
まだ数人からコメントを頂いただけですから、全くの無名です。
まだまだ有名にはなりませんから、ご安心くださいね。(笑)