これも、ある意味、恋でしょうか?
あなたは、ここに来る方法をお忘れですか?
ここまでの道が見えづらいですか?
あなたが忘れてしまったこの場所には誰も来ません。
あなたが忘れてしまったこの場所が分かりづらくなってきているのか…
待てど暮らせど、あなたは来ない。
また来てください。
この場所が嫌いでないのなら。
いろんなものを払いのけて。
また来てください。
突然、何を言い出すの?
そう思われたかもしれませんが…
これは、いま合唱団で練習中の歌、『君や忘る道』の歌詞を、私の感覚で意訳してみたものです。
元の歌詞を、以下に引用します。
君や忘る道や、道や隠るこの頃
君や忘る道に 音づれ(訪れ)もなく。
君や忘る道よ、葎茂るこの頃
待てど暮らせど 音づれ(訪れ)もなく。
またも 来よ、柴の庵を厭わずば、
薄尾花の露をわけわけ。
またも、来よ。
作曲者:千原 英喜
作詞者:良寛
実は、調べてみるまでは知りませんでしたが、作詞者の【良寛】さんは、江戸後期の歌人で曹洞宗の僧でもある人。
そして、この歌は弟子の【貞心尼】(若い女性)に向けて歌ったもの。
要するに
「ねぇ、会いに来てよ〜」
という気持ちを歌にしたわけです。
初めて歌った時は、歌詞の意味まではわからず「きれいな音色だなぁ〜」くらいの印象でしたけど。
まさか、老人から若い女性に向けた恋の歌だったとは知りませんでした。
でも…
なんだか最近、気持ちがわかる気がするんです。
といっても、若い女性に恋をしてるわけではありません。
最近、ブログを見に来てくれる方がめっきり減っています。
ここ2〜3ヶ月、減少しっぱなし。
数ヶ月前の半分以下になってます。
いろいろ考えてしまいます。
・何か嫌われることをしたのかなぁ〜
・内容がわかりづらくなったかなぁ〜
・何かが邪魔で見つけづらいかなぁ〜
・もう私は忘れられているのかなぁ〜
・そんなにここに来るのが嫌かなぁ〜
良寛さんのように、綺麗な言葉にはできないけど同じような気持ちです。
また、来て欲しいなぁ〜
そう思っています。
これも、ある意味、恋でしょうか?
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