うつ病と共に歩み、生きる。そして、こだわりをとかす。

迷った時の軸

2018.11.26


 うつ病再発予防コーチの中野です。

 

 先日、NHKのプロフェッショナル仕事の流儀で、女子バレーボール監督の中田久美さんを特集していました。

(2018年10月15日放送分)

 

 バレー一筋にやってきた中で、挫折も経験してきた中田監督。

 

 そんな監督だからこそ、選手の苦悩もわかるし、悩みに寄り添える。

 

 しかし、甘やかすわけではない。

 

 一つ一つを細かく指示するわけでもない。

 

 「自分で考える」

 

 この姿勢を徹底しているんです。

 

 自分で考えるための場を与えているという感じです。

 

 但し、監督である以上は、チームの勝敗に責任を持っています。

 

 若い選手を、じっくり育てたい。

 

 じっくり育てる時間を確保したい。

 

 でも、試合は待ってくれない。

 

 でも、焦ってはいけない。

 

 そんな葛藤の中で、チームを率いているんです。


 私達も、監督ほどではなないにしても、何らかの葛藤を抱えています。

 

 昨日も少し書きましたが、やりたいことと、やらなくてはいけないこととの間の葛藤もあります。

 

 『家族との時間』と『働く時間』との葛藤もあります。

 

 そんな葛藤の中で、一番良いと思う選択をして生きているわけです。

 

 でも…

 

 周りに判断を急かされたりする。

 

 「なんか振り回されてる気がする」

 

 そんなことを思う日もあります。

 

 「これで良かったんだろうか」

 

 って不安になる時もあります。

 

 私達だってそうなんですから、監督なら、もっと不安になったり悩んだりしてるはずなんです。


 

 番組の中で、中田監督がこんなことを言ってました。

 

 何が重要なのか。何故私なのか。そこがブレない限り、多分できる

 

 悩んだり、焦ったり、不安になっても、自分の軸がしっかりしていれば、そこに戻ることができる。

 

 そこさえしっかりしていれば、多少の揺れがあっても大丈夫。

 

 そう言っている気がします。

 

 明日は、この軸の作り方について、紹介したいと思います。

 

 今日は、このへんで。

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