うつ病と共に歩み、生きる。そして、こだわりをとかす。

素直に会いに行けますか?

2018.10.23


 うつ病再発予防コーチの中野です。

 

 「何年ぶりだろうね。」

 「20年は会ってないよね」

 「お互いに年をとったねぇ〜」

 

 叔母の告別式で、久しぶりに従兄弟達と会いました。

 

 告別式があったのは平日だったので仕事で来れない従兄弟ばっかりでしたけど、少しでも会って話せた従兄弟がいるだけで良かったと思います。

 

 祖母が生きていた頃は、毎年の様に会っていました。

 

 年末年始になると、祖母に会うために東京から従兄弟達が来ていました。

 

 その時だけは、祖母の家が賑やかになって、祖母も楽しそうでした。

 

 田舎から出たことがなかった私には東京から来る従兄弟達が輝いて見えたものです。

 

 それも、祖母がなくなってからは、パッタリとなくなりました。

 

 そして、縁があって就職で東京に。

 

 従兄弟達に会おうと思えばいつでも会えるようになったはずなのに…

 

 少し行きづらかったんです。

 

 なんかいろいろ心配をかけてしまう気がして…

 

 父親の借金とか、両親の離婚とか…

 

 それなりにいろいろあったので。

 

 私自身はそれほど気にしてなくても周りが気を使っちゃうんですよね。

 

 「大丈夫?悩んでない?」って。

 

 だから「もうこの子は大丈夫だな」とみんなが安心できるくらいの状況にならないと会いにいけないなと思っていました。

 

 

 しっかり稼いで世帯を持つまでは、気軽に行けないなぁ〜

 

 

 なんて思ってました。

 

 …

 

 そして、何年か経ち…

 

 それなりに稼げるようになって…

 

 結婚して、子供も産まれ…

 

 これで心配かけることもなくなったかなぁ〜

 

 なんて思っていたんですが…

 

 何年も会ってない中で、急に会いに行くというのも難しいもので。

 

 子供が産まれたばかりの時に会いに行ったら、出産祝いをもらいに来たと勘違いされるかもしれない。

 

 小学校になったばかりの時に会いに行ったら、入学祝いをもらいに来たと勘違いされるかもしれない。

 

 そんなことを思っている間に、娘達は、中学を卒業して、高校生になり…

 

 来年は娘達も大学生。

 

 なんだかんだ行ってるうちに、会うタイミングを失っていたわけです。

 

 結局、すぐ近くに住んでいたって、冠婚葬祭で会うくらいしか機会がないものなんですよね。

 

 「いつでも遊びに来ていいんだよ

 

 そう言ってくれる人がいるだけで、本当は有り難いことなのに。

 

 なかなか素直になれないものです。

 

 叔母さんの告別式がなければ、あと数年は会いにいけなかったはずです。

 

 娘達が大学に入ったら、合格祝いを貰いに来たとか、就職したら就職祝いを貰いに来たと勘違いされるのは嫌だから。(笑)

 

 「実は、そう思ってました

 

 と話したら「そんな事思わないよ」って笑ってました。

 

 じゃぁ、娘達の大学が決まったら、遊びに行こうかなぁ〜。

 

 そんなことを、今は思っています。

 

 あなたは、どうですか?

 

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