ごめんね。ずっと誤解してて
『人の好意を、素直に喜べない』
私は、この悩みをずっと抱えて生きていました。
頭では人の好意を素直に喜びたいと思っているのに、人に好意を受けると心と体が拒否反応を示していました。
「どうしてこんなに捻くれた性格になったんだろう」
そんなことを思っていたんです。
毎日ブログを書き続けて1100回目の記念日だった昨日。
「何か記念日として相応しいことを書かないといけないな」って思ってたんですが…
風邪をひき、頭がフラフラして書けませんでした。
だから「今日こそは書かないと!」って思っていたんです。
でも…
ある方の相談を聞いて…
ちょっと、自分の過去を思い出したんです。
自分も同じだったなぁ~って。
・人とうまく関われない
・人が信用できない
・近寄ってくる人には裏がある
・人はいつか離れていく
・こんな私を好きになる人はいない
ずっと、そう思っていました。
そして、こんな気持ちを抱えたままずっと生きていけるんだろうか。
誰も信用できないまま、幸せな人生なんて訪れるんだろうか。
こんなことを思っている私に、生きている価値なんてあるんだろうか。
そう思っていたんです。
本当は辛かった。
誰かを信用したかった。
本当の自分をさらしたかった。
そして、自由でいたかった。
でも、そんな気持ちを隠して生きていたんです。
誰にもそれを悟られないように。
誰にも嫌われないように。
そしてある時、気づいたんです。
私のことを全力で守ろうとしてくれている存在に。
それは、いつも私を見守ってくれていました。
私が誰かに騙されない様に。
私が誰かから傷つけられない様に。
私が二度と悲しむことがない様に。
そして、私に誰も近づかない様に、私が心を開いてしまわない様に、私の中で見張ってくれていたんです。
ただ、その気持ちが強すぎただけ。
ただ素直に私を守りたかっただけ。
本当は、私のことを邪魔する気持ちなんて全くなくて、逆に、私の幸せを望んでいるだけなんです。
本当は、私のことが大好きなんです。
それが、私の無意識だったんです。
・なんでこんなに捻くれてるんだろう
・なんで素直になれないんだろう
・なんで人生を楽しめないんだろう
そう思ってました。
でも、全て誤解だったんです。
意識が望んでいることと、無意識が望んでいることが矛盾していただけ。
意識で人に近づきたいと思っても、無意識で人を遠ざけたいと思ってる。
意識で人を信用したいと思っても、無意識で騙されたくないと思ってる。
意識では人に頼りたいと思っても、無意識は依存したくないと思ってる。
意識と無意識のどちらが正しいとかいうことではありません。
どちらも正しいんです。
意識と無意識のどちらを大事にするかということでもありません。
どちらも大事なんです。
ただ、一見すると矛盾する様な感情を、私達は持っているというだけの話なんです。
別に、捻くれた性格だったわけでもないんですよね。
相反する思いがあって、それに素直に反応していただけなんですよね。
それを『捻くれている』と解釈しただけの話なんですよね。
本当はとても素直だったのに、素直じゃないと思い込んだだけなんです。
「ごめんね。ずっと誤解してて」
そう、自分に謝りました。
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