初めて解く問題だから…当たり前の話
突然ですが…
10回クイズって覚えてますか?
1980年代後半に流行ったクイズで、あの頃はあちこちで
「ピザって10回言ってみて〜」
「キリンって10回言ってみて〜」
って会話が飛び交っていました。
あの様なクイズって、初めて聞いた時は楽しくて面白いのですが、解答を知ってしまうと面白くないですよね。
そういうこともあってか、1〜2年でブームは終わってしまいました。
もう、1年以上も前になりますが、「理系か文系か分かるクイズ」というものを紹介したことがあります。
1問目:Aさんは、100円玉を3枚持っていました。お店で170円の物(税込み)を買いました。お釣りは、いくらだったでしょうか?
2問目:雪が溶けたら何になる?
これも、一度答えを知ってしまうと問題になりません。
理系と思って欲しいか文系と思って欲しいかによって解答を変えてしまうかもしれません。
それでは本来の意図とは違います。
答えを知らないからこそ意味があるんですよね。
クイズってそういうものです。
えっ?そんなことは言うまでもないって?
おっしゃる通りです。(笑)
実は、この続きが重要なんです。
実は、人生でも同じ話なんです。
生きていれば、いろんな問題にぶち当たります。
そして、それらの問題は解いたことがないものばかり。
解いたことがあれば問題にならないですからね。(笑)
そして、相談したり何かを読んだりしながら、いろんなヒントを得て解いていくことになります。
解けてしまえば、問題だったものも問題ではなくなっています。
「そんなこともあったなぁ〜」って思い出に変わっていきます。
まるで初恋の時の悩みの様に。
「幾つになっても初恋の気持ち」
なんて言いますけど、厳密に言うと違いますよね。
本当の初恋だったら、告白も初めてだし、振られた経験もないですから。
だから、何が起こるのか、その時にどうなってしまうのかわからない。
「あの人に嫌われたら人生終わり」
そんな極端なことを思ったりして…
たった1人に嫌われて人生が終わるなんて、ありえないんですけどね。
あれれ?話がそれてしまいました。
え〜っと…要するに…
人生には初めて解く問題がつきものだということです。
でも、大丈夫。
似たような問題を解いたことがある人が必ずいますから。
また、あなたにヒントをくれる人や本が必ず存在しますから。
「えっ?ヒントだけ?答えは?」
なんて、文句を言っちゃいけませんよ。
答えを聞いたら面白くないし、自分で解く力がつきませんから。
自分で解いたことがあるからこそ、問題を聞いた時に「それ知ってる!」とか「私はこう考えたよ」ってヒントを出すことが出来るんですから。
うつ病に伴う悩みや心配ごとなど、わたし自身のウツ病経験を踏まえて、様々な支援をしています。
まずは気軽に、ご連絡ください。
追伸:『理系か文系か分かるクイズ』の答えを知りたい方は、過去の記事かWEBで探してみてください。
自分なりの答えを出した上で。(笑