うつ病と共に歩み、生きる。そして、こだわりをとかす。

正しい情報をつかむにはどうすれば良いのか(情報のノイズキャンセリング手法)

2017.11.23


 うつ病再発予防コーチの中野です。

 

 「何が正しい情報かわからない!

 こんなことを思ったりしませんか?

 

 いろんな所にいろんな情報が溢れていて、それもそれぞれ違ってることを言ってたりとか…

 

 「うつ病は自力で治る」と言ったり言わなかったりとか…

(この話も、いつか話したいですが、今回は長くなるので、またの機会に)

 

 得られる情報が多くなった分、その情報の中から、正しいものを見つける工夫が必要になってきます。

 

 一方で…

 

 「WEBには間違った情報も多い」という状況を、ほとんどの人が知っていながらも、ついついWEB上で検索してしまいますよね。

 

 その方がてっとり早いから、仕方がないんですけど。

 

 そして、正しい情報だけを知りたいけど、間違った情報もいっぱいついてくるので、どれが正しい情報なのかがわからなくなります。

 

 このように、間違った情報のことを『情報ノイズ』と呼んでいます。

 

 聞きたい音を邪魔する雑音の様に、知りたい情報を邪魔する情報なので、まさに『ノイズ』ですよね。

 

 この『情報ノイズ』の中から、必要なものだけを取り出すには、それなりの努力とスキルが必要です。

 

 簡単に言ってしまえば、それぞれの情報の裏をとるための調査をするわけですが…

 

 それを、素人がやろうとすると多大な時間と労力がかかる上に、プロほど正確ではないです。

 

 そりゃそうですよね。

 相手はプロですから。

 

 それでお金をもらっているわけですから。

 普段からそのための力を磨いているわけですから。

 そういうプロに素人がかなうはずがありません。

 

 それなら、そのプロの力を借りる方が早いし正確です。

 つまり、その道のプロを雇えばいいわけです。

 

 「えっ?そんなお金ないよ!

 

 大丈夫です。

 

 あなた一人だけで雇うわけじゃないので。

 

 大勢で情報のプロを雇えば、雇用料を分担できますから。

 

 「えっ?そんな方法あるの?

 

 ありますよ。昔からありますよ。

 

 一番手軽なのが、新聞です。

 

 新聞は、たくさんの情報のプロ達が汗水を垂らして情報を集め、その裏をとりながら厳選しつくした成果です。
(そうじゃないといけないはずです)

 

 ですから、WEBだけで情報を得るのに比べたら、はるかに正しい情報を得られるわけです。

 

 特定の新聞だけだと情報が偏るかもしれないという危惧があれば、新聞を複数社分見比べればいいだけです。

 

 WEB上で、怪しい情報を見比べるだけより、はるかに現実的ですよね。

 

 「新聞だと専門情報は得られない

 

 と思うかもしれませんが、それなら専門の新聞を読めばいいわけです。

 または、プロ向けの専門雑誌とか。

 例えば、私の場合は『精神医療』という雑誌を読んでます。

 

 ある程度まとまった情報を得たいと思うなら、専門書を読めばいいです。

 

 「そんなに買える余裕はないよ~」って思う人もいるかもですが…

 

 大丈夫です。

 私も買ってませんから。

 

 私の場合は、新聞も専門誌も専門書も、図書館で読んでいます。休日に。

 

 「文章を読むのが苦手で…」というなら、テレビの特集やPodcastで観たり聞いたりすればいいんです。

 

 「そんなに時間をとれないよ~という方は、昨日のブログを参考にして、時間を作り出してください。

 

 「面倒くさい!簡単に知りたい!と言う方は、その道のプロにお金を払って、直接教えてもらって下さい。

 

 「どの方法も嫌だ!」という方は…

 

 情報に振り回される自分を受け入れて、間違った情報に対して文句を言うのは止めましょうね。

 

 選択したのはあなたですから。

 うつ病に伴う悩みや心配ごとなど、わたし自身のウツ病経験を踏まえて様々な支援をしています。

 

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