うつ病と共に歩み、生きる。そして、こだわりをとかす。

昔も今も変わらない悩み

2017.03.02


【うつ病で悩む人が1人もいない!】そんな世界を目指しています。
うつ病経験者専門コーチの中野です。

 

 今、目の前で娘達が勉強してます。

 

 ちょうど今、学年末のテスト期間中で、それに向けて、この1年間の学びを振り返っているわけです。

 

 大変ですよね~。

 

 小学校や中学校の時にはなかった、留年という制度が、高校にはありますから。


◎古典が難しい


 私の血を引いたのか、私の教え方が良かったのか(調子にのってます?)二人とも数学は得意な方らしいのですが、古典や社会などは苦手とのこと。

 

 すごくわかります。

 

 私も苦手でしたから。

 

 だから、当然ながら古典や社会を、教えることなんてできません。

 

 というか、勉強する意味さえ教えることができません。

 

 国語、数学、英語なら、社会に出てからも役に立つと言えますけど、古典や社会ってどうなんだろうと、思ってしまいます。
(古典や社会の先生、ゴメンなさい)


◎やって貰ったことを思い出す


 そうは言っても、勉強をする娘達は必死なので、なんとか力になりたいと思うわけです。

 

 少し聞いてみると、古典に関しては百人一首から問題が出るそうです。

 

 娘が「100個も覚えられないよ」と嘆いているのですが「しまった」と反省しました。

 

 振り返ってみれば、私が幼い頃は、正月に百人一首をするのが恒例行事。

 

 親戚が集まるなかで、誰が一番多く札をとるのかに必死になっている大人達をみるのは、子どもながらに面白くみていたのを覚えています。

 

 しかし、娘達には、そういう機会を作ってあげられなかったんです。

 

 自分達がしてもらっていたことを、娘達にしてやれてなかったんです。

 

 ちょっと、後悔しました。


◎改めて百人一首を読む


 今さら後悔しても遅いので、今から出来ることをやってみました。

・昔、自分が好きだった歌を紹介する(その理由も含めて)

母(娘達の祖母)が好きだった歌を紹介する(その理由も含めて)

面白く覚えた歌と覚え方を紹介する

有名人(小町など)の歌を紹介する(本当は、全員有名人でしょうけど)

意味に共感できるものを一緒に探す

 

 これに伴って、改めて百人一首に、目を通してみました。

 

 驚きました。

 

 結構、恋の歌が多いんですよね。


◎今だから共感できる


 単に、恋の歌といっても、キレイな恋ばかりじゃないです。

 

・会わなかったら恨むこともなかった

・かたい約束を交わしたのに…なぜ…

・ほんの少しも、会えないと言うの?

・死ぬ前に、せめて一度だけ会いたい

・もう諦めます。でも、直接伝えたい

 

 そんな、会えない辛さや別れる辛さも、たくさん歌われているんですね。

 

 小学校や中学校の時は、わからない気持ちも、今だからこそわかる気持ちがありますよね。


◎人の悩みは変らない


 それで、思ったんです。

 

 昔も今も、人の悩みって変わらないものなんだなぁって。

 

 昔の人も、今の私達と同じように、恋や別れ、老いなどに悩んでいたんだと思うと、身近に感じられます。

 

 そして、悩んでるのは自分だけではないと実感できると思うんです。

 

 だからと言って、悩みは解決しないわけですが、一人じゃないと思うと、勇気がわいてくる気がしませんか?

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