イライラチャンス1(図書館にて)
最近、また図書館に通ってるのですが、図書館内では飲食は禁止だというのが普通だと思います。例え蓋つきの飲み物であっても、指定された場所に移動して飲まないといけません。
理由については、わざわざ確かめておりませんが、公共の財産である図書を、食べ物で汚したり飲み物をこぼすなどがあってはいけないという理由だと思っています。
これは、当然のことだと思います。
だから、私も喉が渇いたり、お腹が空いたりした場合は、いったん荷物を片付けて、指定の場所に移動します。
(例えば、国会図書館は建物内に食堂がありますので、そこで食べます。)
さて、そんな中、図書館で良い本を見つけて(また後日紹介致しますが)読んでいますと、隣の席でゴクゴクと飲み物を飲む音がするんです。
「まさか!」と思って、そっと隣を見ると…堂々と飲料を飲んでました。その上、食べ物まで食べる始末。
ちなみに、国会図書館の場合だと、警備の方があちこちを巡回していて、ペットボトルを席の上に出してるだけでも「袋の中にしまってください!」と注意されます。その点、最近出来たばかりの都立多摩図書館は甘いのかもしれません。警備の方が巡回してる姿は見たことがありません。
いやいや。警備の有無は関係ない。
警備の方が居ようが居まいがルールは守らないといけないわけです。
だんだんとイライラしてきました。
せっかく良い本に出会って集中してたのに台無しです!!
「ここは、飲食禁止でしょ!!」
と怒りをぶつけたくなりましたが…こういう時こそ『心の情報処理過程』に焦点をあてるチャンスです。自動的に怒るのではなく、隣で飲食をする客を見て、どういう思考が働いた上で、
怒りに変化したのかを分析します。
私の場合は、こんな感じでした。
・ルールを守れない人が許せない?
・私だって本当は飲み食いしたい?
・私は我慢してるのに…こいつは…
・私が注意をしなければならない?
・注意をすることで何を得たいのか
・正しさの証明?私は正しい?本当?
・本当は飲み食いしたいのなら同類?
「な〜んや。自分は我慢してるのに隣でやられてイライラしてるだけか。まだまだお子ちゃまやなぁ〜。」
そんなことに気づいて、怒りは消えて、読書に戻ることができたのです。
隣の彼に、注意なんかしませんよ。
だって、私に縁もゆかりもない人だし、彼を育てるのは私の仕事ではないですから。
彼の周りに、これまで注意する人が居たか居なかったか…わかりません。居たとしても、彼が素直に聞かない人だったかも知れません。
だいたい、素直に言うことを聞く人には、周りが教えてくれるものです。
何も教えて貰えなかったとしたら、それまで素直に受け取らなかった背景があると思います。(私の解釈です)
だから、私は彼に教えてあげる責任も義理もありません。「冷たい人だ」と思われても結構です。それが私。
ただし、万が一にも彼が私に対して「私の悪い所を教えて頂けませんか」と言って来たら、教えてあげます。
だって、素直に聞こうとしてるわけですから。
そしてその時は、こう伝えます。
「『郷に入れば郷に従え』ですよ」って。
まぁ、すべて私の妄想ですけど。
とにかく私は、怒りの感情をうまく処理できたようです。\(^o^)/
「私にはイライラは通用しない!」
そう思ってたら、今度は近くで電話が鳴り出して…その上その電話に出て大声で話を始めるおっさんが…。
胸の辺りから何かこみ上げる感じ…
どうやら、先ほどとは違う思考が、原因になっているようです。
いや~、毎日が修行ですね。(笑)
この分析結果は、また後日。
ウツ病を経験した方だからこその悩みや心配事を、わたし自身のウツ病経験を踏まえ、解決のご支援をしてます。
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