<できること>の見つけ方
若い時や幼い時に、親から言われた言葉というのは影響力があるもので…それが一生を決めてしまう暗示になることがあります。
・お前は、何もやってもダメな子だ
・お前は、忘れものばっかりする子だ
・そんなことでは、将来何もできない
大人になった今から思えば、親として子供の将来を心配したり、何としても良くなって欲しいと思って言った言葉だろうと思えますが、聞いた時はそうは思いません。
「何てことを言うんだ!」
と、反発できる子ならましな方で、怖いのは「そうか自分はそんな子か」と素直に受け止めてしまう子です。
そして、長い間それが暗示となって子供を苦しめることになります。
大人は、自分の言葉が子供に大きな影響を与えているということを自覚して、慎重に言葉を選ばないといけないのです。
ですが…ある女の子は、実の親から
「どうせ。将来ろくな就職先ないんやから、精一杯家族に迷惑かけんように金使わんように大人しくしとき!」と言われました。さらにエスカレートし「お前さえおらんかったら…」とまで言われたそうです。
毎日のように繰り返される母親からの嫌味と存在否定に精神が追い込まれて…何もかも希望を持てなくなって、自殺も頭をよぎったそうです。
ですが、中にはちゃんと見守ってくれる大人もいたようで、その女の子に「努力してる人のことは、必ず誰かが助けてくれる。頑張ってれば応援してくれる人が現れるから」と伝えます。
「そんな保証、どこにあるんですか」
と、女の子は返してしまうのですが、その大人からの言葉は、その後すっとその女の子を支えてくれたのでした。
そして、その子は…大学に受かり、フィリピンに留学して、大学卒業後、イギリスの大学院に行きました。
幼い時から抱えていた、全盲というコンプレックスを抱えながら。
そんな彼女が、自身の人生を通じて私達に教えてくれているのが、この本『〈できること〉の見つけ方』です。
私たちは、時に自分を卑下したり、自信をなくして「私にはとても無理」と言ったり思ったりします。ですが、彼女の前でそんなことを言う勇気は、私にはありません。
うつ病になったから?それが何だ!
傷つきやすいから?それが何だ!
お金がない?時間がない?はぁ?!
勇気がない?ふざけるんじゃない!
私達が思う浮かべるような言い訳はことごとくこの本に打ち砕かれることでしょう。
そして最後に、あなたにできる事、あなたにできる事を見つける方法を、優しく教えてくれる1冊です。
あなたも、読んでみませんか?
ウツ病を経験した方だからこその悩みや心配事を、わたし自身のウツ病経験を踏まえ、解決のご支援をしてます。
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