心の玄関は壊れていませんか?
あなたは人に心を開いていますか?
「誰に対しても開いてるよ」という人もいれば「人を選んで開いてるよ」という人もいると思います。なかには「誰にも開かない」という人もいると思います。
私は「誰にも開かない」人でした。
だって、心の中がドロドロしていると思っていたので、そんな心を人には見せたくなかったんです。
また、殺したいと思う人もいましたので、そんなことを考えてるなんて、人には知られたくなかったんです。
誰か一人でも知られてしまったら、すぐに周りのみんなに広まっていって「あ!あいつが悪魔みたいな奴だ!」って後ろ指をさされると思ってましたので、誰一人として知られてはダメだと思ってました。もちろん家族にも。
その意味では、誰も信用してませんでした。
♪誰も知らない知られちゃいけない♪
♪デビルマンが誰なのか~♪
そんなデビルマンの歌(ご存知?)が、当時の私の気持ちでした。
人助けなどは、してませんが… 笑
今だからこそ、笑って言える話ですが、当時は切実な悩みだったんです。
また、私の両耳は尖がっているので耳までも悪魔っぽく思えてきたりして「私は、本当は悪魔の子なのでは?」と真剣に考えたこともあります。
今なら「アホちゃうか?」って言われそうですけどね。 笑
まぁ、そういうわけなので、誰にも心を開かずに、誰も信用しない時代が続いたわけです。
息苦しいと思いました。
家で言えば、玄関が閉まったままで家から一歩も出れない状態ですから。
ところが、あるキッカケで心を開く様になりまして…
「心を開くとこんなに自由なの?」
すごく嬉しくなりました。そして、調子にのりました。
「心を閉じるなんてもったいない」
「誰に対しても心を開いていくぞ」
「これからバラ色の人生を歩むぞ」
なんて、有頂天になってました。
家の中に閉じ込められてた子供が、玄関が開いた瞬間に「わ~い」って、喜んで飛び出していく感じです。
そして、誰にでも心を開きっぱなしの時代が続きました。
そして、幸せが続くはずでした。
ところが…
開きっぱなしも危険なんですよね。
世の中には、人を騙そうとする人もいます。
相手の人格を傷つける人もいます。
人をけなして優位に立とうとする人もいます。
それまでは、ずっと扉を閉めていたので、そういう人達が入って来る隙間はなかったんですが…
家で言えば、玄関が開きっぱなしで誰でも家に入ってこれる状態なので…
いろんな目に会うわけです。
いろいろと傷つくわけです。
そして…また玄関を閉めてみたり…
ところで、家の玄関が壊れていたらどうします?
・玄関が開かなくて、外に出れない
・玄関が開いたままで、閉まらない
どっちっも困りますよね。
すぐ、プロに頼んでなおしてもらうようにしますよね。
やっぱり、開けたり閉めたりできるのが玄関ですから。 笑
心も同じだと思うんです。
閉めたままだと息苦しいし、開けたままだと不用心。
開けたり閉めたりできるのが一番。
その上で、開けるか閉めるか決めるのは自分ですからね。
もしも、心の玄関が壊れていたら、気軽にご相談くださいね。
うつ病に伴う悩みや心配について、わたし自身のウツ病経験を踏まえて、解決に向けた支援をしています。
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