いろいろ考えてしまって眠れない時に
先月から比べると、ずいぶん涼しくなってきましたね。
あの暑くて寝苦しかったような夜を過ごさなくて済むと思うだけで、少し幸せな気持ちになります。
少しひんやりした布団に肌が触れた時のあの感覚。
少しひんやりした枕の上に頭をのせて、ふ〜っと力を抜いた時の感覚。
身体中の疲れが口から出ていく様なため息をついて、リラックスが身体中に広がっていく時の感覚。
そんな感覚をイメージするだけで、顔も心も柔らかくなっていくのを感じます。
そんな過ごしやすい秋の夜ですが…
こういう季節の変わり目は、体調を崩しやすいんです。
特に寒暖差の激しさからか、風邪をひく人が多くなります。
あなたも、気をつけてくださいね。
風邪もそうですけど、心の方も。
体調が弱っている時は、精神的にも弱くなりがちなんです。
心と身体はつながっていますから。
そして、心が弱っていると、
・何かを過剰に心配してしまう
・ある事をずっと引きずってしまう
・ずっとイライラして収まらない
なんてことも起こりがちです。
そして、いろんなことが続くと…
・眠りたいのに眠れない
・寝たか寝てないかわからない
・身体を休めたいのに休まらない
なんてことにも…
頭のスイッチを切りたいのに、切れないんですよね。
頭がぐるぐる回っちゃって。
いま考えても仕方がないと分かっているのに。
だから「それはいま考えて仕方ないから、考えないようにしよう」と無理に思考を止めようとしがちですが…
実は、それでは止まらないんです。
というか、逆効果なんです。
なぜそうなってしまうのかは、またどこかのタイミングでお話しますが…
いま大事なのは、ぐるぐると考えてしまう状態をどうすれば止めれるか。
それは、以外かもしれませんが…
止めようとしないことです。
止めようとしても止まらないんですから止めようとしなくていいんです。
ただ大事なことは、次々と浮かんでくることを、次々と流すということ。
浮かんでくることに、いちいち反応しなくていいんです。
全部流してしまえばいいんです。
全てを流してくれる大きな川に。
具体的なやり方はこんな感じです。
1.目の前に川が流れている所を想像
2.流したい思いを木の葉に乗せる
(これも想像上の木の葉です)
3.その木の葉を目の前の川に流す
※上記2〜3を、頭に何も浮かんでなくなるまで続ける
できれば、いつでも眠れる状態で、目を閉じて行うといいでしょう。
いつ眠ってしまってもいいように。
眠くならなければ、眠ろうとしなくていいんです。
川に流すことで、充分に完全に頭も心も休めることができますから。
もちろん、寝ても構いませんが。笑
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