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『適応障害』って何?続き(アメリカ精神医学会の定義とは)

2016.09.27


改めて、適応障害経験者の中野です。以前に『適応障害』と診断された時は病気について知りたいと思わなかったですし、調べる気力もなかったです。治った今だからこそ、改めて調べたいと思いまして、調べて分かったことをブログに書いてます

 

◎前回のあらすじ

前回は、専門書には『適応障害』が、どう定義されてるかをまとめました。また『うつ病』との違いや『うつ病』以外に『適応障害』と似ている病気についても触れましたが、そのうちに、 いろいろと分からないことが出てきたというところで終わりました。今回はその「分からないこと」の1つである『アメリカ精神医学会の定義』に注目していきます。

 

◎アメリカ精神医学会とは?

『アメリカ精神医学会の定義』とは何かという話に触れる前に、そもそものアメリカ精神医学会(以下、APA)ついて触れますと設立は1921年。日本だと大正時代。APAの前身は、『精神異常のためのアメリカ施設医療管理協会(AMSAII)』という名で、設立は1844年。日本で言えば江戸時代からあった団体です。

 

◎APAのDSMについて

そのAPAが出版しているものの中に『精神障害の診断と統計マニュアル』(以下、DSM)という書物があり、各精神障害の定義や診断基準が記載されています。60年以上の歴史があり2016年9月現在の最新は第5版。
但し、様々な批判を受けているようで
・科学的な根拠を欠いている
・過剰診断につながる危険がある
・APAが金を集めるための活動だ
などと言われているようですが、私はあまり気にしていません。誰かが何かを言うと、必ず誰かが何かを反対するのが普通ですから。

 

◎DSM5における『適応障害』

ではDSM5にはどう書かれているかと言いますと…直接の掲載は出来ないので、ざっくりまとめますと
・ストレス発生から3カ月以内に発症
・感情面と行動面に明らかな問題発生
・他の精神疾患の基準を満たしてない
・身近な人物の死別による反応でない
・原因の解消から6か月以上続かない
となります。かなり乱暴なまとめですので、ご了承下さい。

 

◎こんなのは『適応障害』でない

乱暴ついでに言うとDSM5によれば
・ストレス発生から3カ月以内でない
・感情面や行動面に明確な問題はない
・他の精神疾患の基準を満たしている
・身近な人物の死別による反応である
・原因の解消から6か月以上続いてる
ということに1つでも該当するなら、『適応障害』ではないという訳です。

Processed with MOLDIV
この中で、特に気になってくるのは、
・感情面や行動面に明確な問題はない
・他の精神疾患の基準を満たしている
かどうかという点です。それ以外は、事実ベースで確認できますが、上記は人の判断が必要です。
・何を持って明らかな問題というのか
・何で他の精神疾患でないとするのか
これらについても調べるつもりです。
特に、他の精神疾患でないか否かは、『適応障害』と似ていると言われる、心的外傷後ストレス障害や不安障害に絞って、診断基準を見ていきます。
が、長くなったので今回はここまで。続きは、また後日。お楽しみに

 

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